熊と競争!
ミズナラの巨木が群生する森の林床でコバノフユイチゴを見つけた。
冬場にも緑を保つユキノシタにも似た葉が名の由来だ。
エビガライチゴなどと同じように毛むくじゃらの殻が割れるとオレンジ色の実が顔を覗かせる。
小学生たちと早速味見をした。
幾分酸味が勝った爽やかな味のイチゴだ。
聞くところによると、ネズミや熊もこのイチゴが大好物で、殻が割れるとあっという間に彼らの胃袋に収まってしまいなかなか味わうチャンスに恵まれないそうだ。
川場村にも様々な種類の野いちご、木イチゴが自生しているが、この時期に実をつける種類が少ないことも彼らが狙う一因だろう。
この森にも熊の糞があちこちに見られた。
20070809 川場牧場
NIKON D80 SIGMA10-20
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