晩秋の紅葉(3)
仲間達と植えて、育ててきた森林(やま)が人間の背丈の倍ほどの高さにまでなってきた。
いっちょまえになかなか見られる紅葉だ。
他人が見たら、どうということもない森林なのかもしれない。
それでも、自分達で植え、自分達で下刈りをし、自分たちで間伐をしてきた森林は、やはりかわいいものだ。
森林は、一人の人間には認識できないほどの、気の遠くなるような長い時間をかけて育つものだと思っていた。
けれども、目に見ることのできる速度でちゃんと育ってくれる。
それまでは、森林を育てるという仕事を頭でしか理解できなかった。
この森林(やま)は、人間が破壊すること以外の関わり方ができるという実感をくれた森林だ。
20071117 色づくコナラの森(ヒロイド原)
NIKON D80 TAMRON18-250
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