コンニャクの花芽
ようじさんの蒟蒻畑で、「種玉」と呼ばれている栽培2年目の芋の掘り取り作業を見せていただきました。
マムシグサやウラシマソウや、このページでも紹介したホソバテンナンショウと近い仲間でよく似た花を咲かせます。
写真は種玉についた花芽ですが、これをひとつひとつ外していく作業が必要です。
というのも、花が咲いたコンニャクは、芋がしぼみ商品価値を無くすからです。
花芽の下には葉の芽が準備されていて、これを傷つけないように花芽だけを掻き取っていきます。
見学をさせていただいた日は、日差しの穏やかな暖かい日でしたが、この日の晩から川場は雪になりました。ようじさんの畑はこの日までで4割程度の掘り取りが済んだところだったそうです。寒風の吹く中、足下には雪があるような畑での掘り取り作業がまだ残っています。
20071118 花芽のついた蒟蒻芋(ようじさんの蒟蒻畑で)
NIKON D80 TAMRON18-250
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コメント
ようじさん
コメント&ご指摘、ありがとうございました。
結構な割合で、花芽がついた玉があったように思いましたので、すっかり勘違いをしておりました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
投稿: くま | 2007年11月28日 (水) 12時19分
お久しぶりでございます。
基本的には花芽の玉は種芋にしません。
巨大蒟蒻を作る場合は花芽を上手に切り、
花の細胞を落とし、葉が出るようにします。
蒟蒻の掘り取りもあと2日で終了できそうです。
天気にも影響されますが・・・(^^;
掘り取りが終われば、いつでも工場見学、貯蔵庫見学、
OKです。大した工場ではありませんが・・・
投稿: ようじ | 2007年11月27日 (火) 22時44分