初冬のカラマツ林
うっすら雪化粧のカラマツ林を観に川場スキー場の入り口付近まで行ってきた。
国有林内の人工林だが、なかなかどうして素敵な景観になっている。
カラマツは、スギやヒノキと並んで、戦後の拡大造林期の主要造林樹種のひとつだ。
信州のカラマツが北海道に至る全国に植栽されたという。
建築用材や坑木など、多彩な用途が期待されたが、若いカラマツの材は暴れる(反ったり曲がったりすること)うえに、外樹皮が労働者の肩にチクチクと刺さり扱いにくい材であったこと等々から、当初見込んだほどの需要がなく、放置されてしまっている林分が多い。
天唐(天然カラマツ材)の色艶や味わいは一朝一夕に出るものではないようだが、あと60年も経てば良い材になるに違いない。
民間には出来ないような息の長い仕事をするためにも国有林の存在意義は大きいのだが・・・
20071201 カラマツ林(川場スキー場付近)
NIKON D80 SIGMA10-20
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