『野鳥と木の実ハンドブック』
叶内拓哉:『野鳥と木の実ハンドブック 』、文一総合出版、2006年初版
以前に紹介した『樹皮ハンドブック』や『昆虫の食草・食樹ハンドブック』などと並んで文一総合出版から出版されたユニークな一冊だ。
わが国で見られる木の実のうち、ポピュラーな約80種を選び、それぞれのみを好む野鳥とセットで紹介している。
植物を憶えることが苦手な人も多い。私もその一人だが、野鳥との組み合わせで憶えることで苦手意識を払拭することも出来そうだ。
森林(やま)は様々な生物が関わり合ってかたちづくられている。
決して樹木だけに注目してはいけない。
昆虫や野草、哺乳動物や鳥類、多くの生きものに心配ることが大切だ。
著者の叶内氏は、残念ながら直接の面識はないが、私の大学の先輩でもある。
| 固定リンク
「森林づくりお薦めの新書2008」カテゴリの記事
- 『紅葉ハンドブック』(2008.11.06)
- 『里山を歩こう Part2』(2008.10.29)
- 『ナラ枯れと里山の健康』(2008.05.26)
- 『桶屋の挑戦』(2008.03.21)
- 『カエル・サンショウウオ・イモリのオタマジャクシハンドブック』(2008.03.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント