うんち!
森林の中を注意ぶかく歩いていると、様々な動物の糞を見つけることができる。
雪のふる直前におとされた糞などは、雪が消えてから原形のままひょっこりと顔を出すこともあるが、多くはシデムシやセンチコガネなどの“糞虫”と呼ばれる虫によって速やかに分解される。
分解された糞は、また別の様々な生き物たちによってさらに分解され、土となり、森林を育む礎となる。
友好の森には、様々な野生の哺乳動物が生息しているが、彼らは総じて臆病なうえに人間ほど感覚が鈍くないので、人間が彼らの存在に気づく前に音もなく姿を隠してしまうことが多い。
この写真はカモシカの糞だが、私が20年間近く川場に通う間にカモシカの姿を見たのはほんの4、5回にすぎない。
しかし、彼らの糞ならば森林に入るたびに目にすることができる。
野生動物が多様に生息する森林(やま)を守り育てることが大切だ。
森林づくりの進み具合を知るためにも、こうしたフィールドサインを見逃さないことが重要だ。
20080322 ニホンカモシカの糞(友好の森)
NIKON D80 105MICRO
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