フクロウのペリット
ヒロイド原にフクロウのペリットが落ちていた。
フクロウは餌となる小動物を丸呑みして、消化しきれない骨や毛の固まりを吐き出す。
この吐き出された固まりをペリットという。
写真のペリットはよく見ると、ネズミのものらしい毛の固まりの中に、小さな骨や齧歯類(ネズミの仲間)の門歯なども見える。
フクロウは夜行性であるうえに、音もなく飛翔するので、その姿を直に目にすることは難しいが、このペリットのような痕跡から生息を確認することができる。
フクロウのような肉食種が存在するということは、ネズミなどの小動物の生息も同時に意味する。
20080409 フクロウのペリット(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO
| 固定リンク
« ヒメオドリコソウ | トップページ | スギ(雄花) »
「その他諸々2008」カテゴリの記事
- 『ぼくは猟師になった』(2008.12.25)
- うっすら雪化粧(2008.12.21)
- マユミ(2008.12.11)
- ツルウメモドキ(2008.12.10)
- ノスリ(2008.12.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
mimimiさん
了解いたしました!
そそりますよね!
フクロウの“げー”を探してみますね!
投稿: くま | 2008年4月24日 (木) 10時52分
“げー”ですが、気になります!
以前見た『猛禽の卵と巣の図鑑』に、
“げー”をほぐした写真が掲載されていました。
中から結構きれいな状態の骨などもでてきており、
大変感心したのを覚えています。
なんとなく、ほどよい衝撃と興味をそそるんですよ。
投稿: mimimi | 2008年4月24日 (木) 09時07分
mimimiさん!
こんど見つけたらプレゼントしますね!
でも、フクロウの“げー”だよ。。。
投稿: くま | 2008年4月23日 (水) 23時48分
ぜひ、ほぐした中身をみたいです。
投稿: mimimi | 2008年4月23日 (水) 08時55分