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2008年5月16日 (金)

ツチグリ

20080516tutiguri

川場スキー場近くの広葉樹林の中で“パフパフ”を見つけた。
星形に開いた座布団の上の玉を指で押すと、“ぱふぅ”と褐色の煙が吹き出すので、子どもの頃から“パフパフ”と呼んできた。

“パフパフ”は、標準和名を“ツチグリ(土栗)”というキノコの一種だ。
まさに、土の上に栗が置いてあるようで言い得て妙である。
英語圏では“Barometer Earthstar”という。
“Earthstar”は“地上の星”とでも訳せばよいだろうか、その形を表している。
“Barometer”は“バロメーター(指標)”である。
何のバロメーターかというと、湿度のバロメーターなのだ。
星形の外殻が、湿度の高いときには開き、湿度の低いときには閉じる仕組みになっている。
指で押すと吹き出す煙の正体は、このキノコの胞子で、湿度が高いときに放出されないと成長を続けることができないので、外殻が胞子の放出時期をコントロールしていることになる。
空気中の湿度が高まり、外殻が開き、さらに雨滴に叩かれることによって勢いよく胞子が噴出する。

東南アジアなどでは食用にも供されるようだが、日本では食用には用いない。

20080510 ツチグリ(川場スキー場近くで)
NIKON D300 105MICRO

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