『里山の一日』
昨年末に、写真家の今森さんの『里山を歩こう』という著書を紹介した。
この全4巻のシリーズも、琵琶湖畔に居を構え、人と自然が織りなす“里山”をやわらかい目線で見つめる今森さんならではの著作である。
写真家が依頼を受けて取材をするのでは、決して切りとることができないであろう里山の日常が、静かで深い文章とやわらかく温かい写真によって綴られている。
珍しい物を並べた見せ物的なものでもなく、感動的な情景を並べ立てた芸術作品でもなく、ごく当たり前の里山を素直に、正直に表現できる姿勢と力量には感服するばかりだ。
川場を舞台に、こうした著作を世に出したいと思う。
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コメント
かわばっ子さん
いつもありがとうございます!
ポケットにねじ込んで野山の散策ができるようなハンドブックを構想中です!
まだ思案中なのですが、川場の方々から写真などの情報を寄せていただいて作るのも良いかなあなんて思っています!
ご期待下さい!
投稿: くま | 2008年5月21日 (水) 13時20分
すてきですね!
楽しみにしています。
投稿: かわばっ子 | 2008年5月21日 (水) 09時06分