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2008年6月の19件の記事

2008年6月30日 (月)

アヤメ

20080630ayame_2 ヒロイド原の一画にアヤメが群生していた。
観察力に自信はないが、昨年までは目につかなかったのだから、少なくとも花は咲かせていなかったのだと思う。

水辺の植物だと思いこんでいたのだが、比較的乾燥した斜面にきれいな花を咲かせていた。
不思議に思って手元の植物図鑑で調べると、比較的乾燥した山地に自生すると記述されている。
姿形から水辺の植物と思いこんでしまっていたらしい。

アヤメの名は花弁の網目模様から来ているらしい。
“菖蒲”と書いてアヤメと読ませるのが一般的だが、意味からすると“綾目”だろうか。

アヤメの花は夏の到来を告げる。

※大きな写真はこちらからどうぞ。

20080619 アヤメ(ヒロイド原)
NIKON D80 70-300

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2008年6月29日 (日)

ジョウカイボン

20080629joukaibon

村内のあちこちのブルーベリー畑では、まだ青い実が次第にふくらみ始めていた。
ふと見ると、あちらこちらにハナカミキリによく似た昆虫がいる。

わりとよく見かける普通種なのに、幼虫時代の生活がほとんど解明されていないという不思議な虫だ。
堅い翅をもつ甲虫の仲間に分類されるのに、翅もやわらかい。

漢字で書くと“浄海坊”。
“浄海坊”とは平清盛の法名(僧侶としての名前)である。
話はややこしいのだが、カミキリモドキという昆虫がいて、これがジョウカイボンとよく似ている。
カミキリモドキは、皮膚に付くと火傷のような炎症を起こすカンタリジンという物質をもっており、熱病に苦しんだ平清盛の法名がこの虫に付けられるはずだったのに、間違えられてジョウカイボンに付けられたというのだ。

この虫は、他の虫を補食する肉食昆虫だ。
ブルーベリー畑に多かったということは、ブルーベリーを好む虫を狙っていたのだろう。
木の上を忙しそうに歩き回っているかと思うと、直ぐ隣の木に飛んでいって餌を探していた。

20080629joukaibon2_2こうした捕食生の昆虫がいるおかげで森林もその姿を保っている。

20080619 ジョウカイボン(中野地区・川場湯原地区)
NIKON D300 105MICRO

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2008年6月26日 (木)

木イチゴの季節

20080626momijiitigo

川場に木イチゴのシーズンがやってきた。

これからのシーズンは、何種類もの木イチゴが、重なり合いながらも少しずつその最盛期をずらして実を稔らせてゆく。

甘みの強いもの、酸味が勝つもの、味が濃いもの、薄いものと様々なバリエーションを楽しめる。

木イチゴの仲間は、植物学的にはバラ科に分類される。
なるほど棘をもつものが多いので、森林(やま)歩きの際にはいささか厄介者だ。
特に実のなるシーズン以外は山中で目立たず難儀するが、これからしばらくの季節は赤や橙色の実がその存在を告げてくれる。

木イチゴのシーズンは、森林の下刈りのシーズンでもある。
合羽に水筒、昼の弁当や着替えをもち、大きな鎌を携えて一心不乱に草刈りをしたあとの宿への帰り道、林道沿いで見つけた木イチゴを頬張るのも森林づくりの楽しみの一つだ。

冒頭の一行を書いたときに、思い出したことがある。
中学生の頃、英語の時間に“Sprig has come.”を訳すように言われ、元気よく「バネがとんできた!」と答えて、教員と同級生達から大爆笑されたことだ・・・・
英語に苦手意識を持ってしまったのはあれからかもしれない。
“The berry season has come.”だったらきっと間違えなかったのに。

20080619 モミジイチゴ(友好の森)
NIKON D300 105MICRO

※木イチゴ狩りに最適な一冊、『ベリーハンドブック』もご覧下さい。

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2008年6月22日 (日)

アカスジキンカメムシ

20080622akasujikinnkamemusi

嫌がられる虫の筆頭に挙げられるのがカメムシの仲間だ。

良きにつけ悪しきにつけ馴染みのあるものは、多彩な名称をもつ。
わが川場村のある群馬県では“わくさ”が通り名だ。
“へっぴりむし”や“へこきむし”と呼ぶ地方は多く、青森県では“くせんこ”、秋田県では“どんべむし”、新潟県では“へたがに”、岡山から広島県にかけては“はっとうじ”、九州一帯では“ふう”などと呼ばれる。

敬遠されがちなカメムシも熱烈な愛好家も多い。
写真の“アカスジキンカメムシ”は、彼らからは“歩く宝石”とも形容される美麗種だ。
わが国の昆虫の中でも群を抜く美しさだと思うがいかがだろうか。

個体数が少ないうえに樹上性であるため、なかなか目にすることができない。
フジやコブシ、ミズキなどの広葉樹が中心だが、スギ、ヒノキ、マツ類などの針葉樹も食草として利用するが、川場では圧倒的にキブシに多く見られる。

4回の脱皮を経て終齢(5齢)幼虫になって越冬し、今頃の時期に最後の脱皮をおこなって成虫となる。
写真のような体色を示すのは成虫のみで、幼虫期は色も模様も全く異なる。

この“わくさ”の成虫を見かけたら下刈りのシーズンだ。

20080619 アカスジキンカメムシの成虫(なかのビレジ前)
NIKON D300 105MICRO

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2008年6月21日 (土)

オドリコソウ

20080619odorikosou

川場湯原の太郎地区でオドリコソウの群落を見つけた。
川場では、どこにでも見られる普通種だが、全国的には分布を狭めていて希少種になりつつある。
近縁のヒメオドリコソウと較べると、かなり大ぶりな植物で、草丈は50cmほどにもおよぶ。

花の形が、笠をかぶった踊り子に見えることからこの名が付いた。

春先から梅雨明けぐらいまでの期間に花を咲かせるので、オドリコソウの花がいたみはじめたら、そろそろ下刈りシーズンの到来だ。

20080619 オドリコソウ(川場湯原太郎地区)
NIKON D300 105MICRO

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2008年6月19日 (木)

TiA☆Tree明日オープン!

20080619tiatree

明日、6月20日は“Orchard&Cafe TiA☆Tree”さんのオープンです!
川場湯原の別所地区に心休まるお店ができました。

私たちの森林づくりの仲間でもあるマスターが“やまづくりプレート”というスペシャルメニューも用意してくれました!

森林(やま)づくりの帰り道、一息つきに立ち寄りたいお店です。

※店内の様子はこちらからどうぞ。

20080619 TiA☆Treeオープン
GR DIGITALⅡ

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2008年6月18日 (水)

●岩手宮城内陸地震(3)

岩手宮城内陸地震について、森林に関係するニュースが入り始めた。

林野庁によれば、6/17現在で、林地崩壊が70カ所(国有林22カ所、民有林48カ所)、治山施設被害が2カ所(民有林)、林道被害が226カ所(国有林83カ所、民有林143カ所)などとなっており、総被害額は323億円と推定されている(日本林業調査会のHPより)。

東北地方の林業関係者にとっては、長引く林業不況(人災)のなかで蓄積されたダメージに追い打ちをかけられたことになる。
林業関係者達は、伐期(収穫期)を迎えたスギ一本の価格が、大根一本の価格より低いような状況の中でも「森林(やま)は将来世代からの預かりもの」だといって、必死に経営を続けてきた。
今回の震災が彼らに重くのしかかることになる。
長年にわたって育ててきた森林(やま)が一瞬にして灰燼に帰し、林道が崩壊したことで現場の確認すらままならない。

林業関係者達は経営意欲を持ち続けることが出来るだろうか。
林野庁でも、16日付けで災害対策本部を設置、東北森林管理局にも同本部を置き、ヘリなどを使った現地調査を急いでいる(同上HP)とのことだが、篤いケアーを期待したい。

森林を護るためには、人を、山村を護ることが重要だ。

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2008年6月17日 (火)

●岩手宮城内陸地震

宮城県で活発な活動を続けている“くりこま高原自然学校(代表:佐々木豊志さん)”は、今回の大地震の震源地に所在している。

この自然学校は、自然体験や地域学習、不登校の子どものケアー、そしてそれら活動の指導者育成など、豊かな自然をフル活用して大変充実した実践を展開してきた。

今回の地震でどのような被害を受けているのか心配していた。
関係者に死傷者はなくとりあえず胸をなで下ろしたが、それでも自然学校の存亡に関わるほどの大きなダメージを受けているようだ。
この施設の代表を務める佐々木豊志さんのブログでは、被災から今日に至るまでの生々しい報告が発信され続けている。

私たちの森林(やま)づくり活動でも、同様の災害にみまわれる可能性を覚悟しておく必要があろう。

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2008年6月16日 (月)

クモの仲間

20080616kumo

ちょうどひと月ほど前、新緑のまぶしい若葉の上でメタリックグリーンに輝くとても美しいクモを見つけた。
“ウロコアシナガグモ”だろうか。
クモの同定には全く自信が持てない。

いったい川場には何種類のクモがいるのだろうか?
大小取り混ぜてかなりの種類がいることは確かだ。

もしクモがいなかったら、と考えるだけでも恐ろしい。
あっという間に木々も草も虫たちによって食い尽くされてしまうことだろう。

花の写真を撮るときに必ずと言っていいほどクモの巣が邪魔をする。
植物は昆虫に花粉をはこんでほしくて、巧妙な工夫を凝らした花を咲かせる。
その努力の甲斐あって花には虫がよってくる。
その虫を狙ってクモが網を張るのだから、あたりまえといえばあたりまえだ。

クモの仲間はどうしても嫌われ者にされてしまいがちだが、彼らもまた森林(やま)づくりを支えてくれている。

20080515 クモの仲間(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO

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キボシアシナガバチ

20080616kibosiasinagabati

一昨年の夏に、何年か下刈りを繰り返してきた若い林の中で、これまで出逢ったことのなかったハチを多く目にした。
地元のベテラン林家も見たことがないという。

下刈りの最中に何人かが刺されもした。痛みは鋭いもののあまり腫れたりはしないし、巣に近づいてもハチたちのそぶりも平静だ。
毒性も攻撃性もあまり高くないハチのようだ。

実習などの際に学生がハチに刺されることがあるが、「巣はどこだ」と聞いても、「あの辺のようです」などと心許ないのが普通なのだが、この年の夏は違った。「あそこです」と明確な答えが返ってくる。
見てみると育室(巣の中の六角形の小部屋)に、黄色い蛍光色の蓋がしてあり、それがよく目立っている。
幼虫が確認できる育室には蓋がないのでおそらく蛹室なのだろう。

調べてみるとキボシアシナガバチであることがわかった。やはり蛹室の蓋が黄色いことが本種の特徴のようだ。まだ蓋をしていない育室の幼虫は、サングラスをかけたタモリのような憎めない顔をしている。

本種は林縁部の草花上を飛びながらイモムシの類を捕まえ、肉団子状にして巣に持ち帰る。林縁部の植生はスカートのように森林を覆い、林内の過乾燥を防いでいる。イモムシが増えすぎると、このスカート状の植物群落が貧弱なものとなり、林内の環境を壊してしまう。このハチも生物の世界のバランスを保つのに一役買っているのだ。

最近の研究から、樹高の低いスギ植林地などで営巣の密度が高くなることがわかってきた。キボシアシナガバチが目につくようになると枝打ちがやや遅れ気味と判断できるかもしれない。

20060820 キボシアシナガバチ(ヒロイド原)
NIKON D70 28-200

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2008年6月15日 (日)

●ブログの効用

このブログを始めたおかげで、それまでには接点の無かった方々と知り合うことができました。

写真家の飯田裕子さんもそのお一人です。

飯田さんは世界中を飛び回りながら、静かで暖かい視線で写真を撮っていらっしゃいます。

わが川場村も飯田さんのフィールドのお一つです。
飯田さんの作品は、世田谷区民健康村のホームページでも拝見することができますし、村内中野地区の“宮田果樹園”さんの土蔵を活用した“蔵ギャラリー”でも写真展が開催されていましたのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
飯田さんご自身のホームページでも川場村の魅力を伝えていただいています。

様々な方々との出会いが、川場の森林(やま)づくりをさらに楽しく、さらに充実したもへと育ててくれます。
こうした縁を、これからも繋げていきたいものです。

飯田さんにご快諾いただき、このブログにも飯田さんのホームページへのリンクを張らせていただきました。
是非ご覧下さい!

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2008年6月14日 (土)

●東北で大地震

本日(6/14)8時43分、岩手県・宮城県を中心とする大きな地震が発生した。
マグニチュードは7.2と推定され、被災中心地の震度は6強と、死者・行方不明者も複数出る大変強い地震であった。
この記事を書いている時点でも余震が続いている。
被災された方々のご苦労・ご心痛は計り知れないものだろう。

朝日新聞社によると、宮城県の「国立花山青少年自然の家」も被害に遭っており、幹線道路から施設に向かう取り付け道路が複数個所陥没して通れなくなっているという。
この施設には、石巻市や登米市、塩釜市の小学5年生ら200人と引率の教員らが宿泊していたが、建物前の広場に緊急用のテントを張り待機を余儀なくされているようだ。
同施設の所長によると、電気や水が使えなくなっており、非常用の電源を使っているが、いつ回復するかは分からないという。体に感じる余震は数え切れないほど起きている。沢の水を濾過する機械も動かず、食事も提供できない状態にあるようだ。
けが人等は出ていないことが不幸中の幸いである。

私たちの森林づくりも、遠来の方々を迎えて実施している。
本日のこの震災を対岸の火事と思わずに見つめ、今後の教訓としなくてはならない。

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2008年6月12日 (木)

ズミ

20080612zumi

コリンゴとか、コナシとか、ミツバカイドウとかいろいろな別名をもっている。
漢字で書くと“酸実”または“染み”。
山地の明るく、比較的湿度の高いところに生育するバラ科の樹木だ。
リンゴの台木としても用いられた。

樹皮からは“ズミ汁”と呼ばれる染料をとり、材は緻密で堅いので斧や鍬の杖の材料とした他、家具などもつくった。火持ちの良い薪としても重用され、マルチな樹木として愛されてきた。

森林(やま)を市街地の公園と勘違いして、“花の咲く木を植えましょう”といった計画が立てられることもあるが、やはりその地域に自生する樹木を大切にしたい。

野生種は、園芸品種ほどは派手な花を咲かせないものが多いが、ズミは園芸品種にも決して負けない華やかさをもっている。
華やかだけれど騒々しくないところがまた良い。

20080515 咲き誇るズミの花(小田川地区)
NIKON D300 105MICRO

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★兄弟ブログ★

兄弟ブログが誕生しました!

その名も“川場通信社”!

川場村内の特派員達が新鮮な川場情報をお届けします!

このブログがお新香なら、“川場通信社”はシャキシャキのサラダです!

是非ご訪問下さい!

“川場通信社” ←ここから入れます !

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2008年6月10日 (火)

コンロンソウ

20080610konnronnnsou 春は駆け足で過ぎていく。

さまざまな花が川場を彩り、そして姿を消していく。
不精者のブログでは紹介しきれない。
この花も撮影は、既に一ヶ月近く前になってしまった。

やや湿った環境を好む、アブラナ科の多年草だ。
真っ白な花を、中国にある崑崙山の雪になぞらえて名付けられている。
花期は比較的長く、春から初夏まで目を楽しませてくれる。

20080515 コンロンソウ(小田川地区)
NIKON D300 105MICRO

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2008年6月 7日 (土)

☆1年!!☆

20080607hoonoki

川場のこと、森林(やま)づくりのことを少しでもお伝えできればと思って始めたこのブログが一年間経ちました。

この間、250程の記事をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでも、川場を、森林を楽しんでいただけたでしょうか?

この一年間に約2万件のアクセスを戴きましたが、そのうちのお一人でも「川場に行きたい!」「森林づくりに参加したい!」と思っていただける方がいらっしゃったとすれば、それだけでもブログを開設したかいがあったと思います。

まだまだお知らせしたい川場があります。
まだまだお伝えしたい森林の横顔があります。

もう少しお付き合いいただければ幸いです!

20080511 雨に濡れるホオノキの若葉(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO

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2008年6月 6日 (金)

エゾノタチツボスミレ

20080606ezonotatitubosumire1

川場では何種類ものスミレが春を彩る。
スミレの仲間は見分け方(同定)がとても難しい。
葉や花の形だけでは見分けがつかず、根まで観察しなければわからない種類もある。

その中で、この“エゾノタチツボスミレ”は比較的容易に見分けることができる。
30cmにもおよぶ高い草丈と、大きな葉。
花弁(側弁)の内側に毛があることも特徴だ。
明るい雑木林の林床に木漏れ日を浴びながら咲いている。

20080606ezonotatitubosumire2 スミレの名は、大工さんが木材に線を引くのに用いる“墨入れ(墨壺)”の形に花が似ることから“スミイレ”転じて“スミレ”になったといわれている。
言われてみれば、なるほどなるほど。

20080515 エゾノタチツボスミレ(小田川地区)
NIKON D300 105MICRO

※フォトアルバム◇春の花図鑑◇公開中です!

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2008年6月 3日 (火)

ヤマツツジ

20080603yamatutuji

今年の友好の森はツツジが見事だ。
例年に較べて、一本の木の花付きがとても良いうえに一輪一輪も大きく、色も鮮やかだ。

気候のおかげなのか、それとも20年近くに及ぶ森林(やま)づくりが功を奏してきたのか。
来年以降の花の咲き具合で判断できるだろう。

ホームセンターで海外の園芸品種を求めなくとも、身近な森林にもこんなに見事な花が咲いている。
けれど、掘り採って自宅の庭に植えても、この良さは半減する。

野の花は野で、やまの花はやまで見るのが一番だ。

20080510 春の森を彩るヤマツツジ(友好の森)
RICOH GR DIGITALⅡ

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セグロアシナガバチ

20080603seguroasinagabati  

もう少しすると川場の森林(やま)にも、気むずかしい仲間が飛び回る季節がやってくる。
スズメバチやアシナガバチの仲間だ。

スズメバチの仲間のどう猛さや刺された際の被害については、新聞やテレビ等でも盛んに取り上げられるので随分と周知されてきたようだ。
けれども、アシナガバチの仲間についてはあまり知られていないようだ。
確かに、痛みや腫れ方からするとスズメバチほどのことはないのだが、それでもアナフィラキーショックを起こす場合もあるので注意が必要だ。

川場での森林(やま)づくり作業中にも、ハチに刺される人が毎年いるが、そのほとんどがアシナガバチによるものだ。
スズメバチに較べて圧倒的に巣の数も個体数も多いのだから当たり前といえばあたりまえだ。

単体で行動中のアシナガバチに刺されることはまず無く、巣に不用意に近づいたり触ってしまった場合に攻撃を受けることが多い。
といって、気をつけることも難しい。
巣は、藪の中の、人の背丈以内ほどの高さにあるので、手で直接触れようとはしなくても、下刈りの鎌でかき分けた草が巣に触れたりすると、彼女たちはたちまち臨戦態勢に移る。

巣を見つけたら、静かにその場を離れることだ。
このブログでも、このちょっと気むずかしい仲間達とのつきあい方をお報せしていきたい。

20070823 セグロアシナガバチ(ヒロイド原)
NIKON D80 TAMRON18-250

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