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2008年6月22日 (日)

アカスジキンカメムシ

20080622akasujikinnkamemusi

嫌がられる虫の筆頭に挙げられるのがカメムシの仲間だ。

良きにつけ悪しきにつけ馴染みのあるものは、多彩な名称をもつ。
わが川場村のある群馬県では“わくさ”が通り名だ。
“へっぴりむし”や“へこきむし”と呼ぶ地方は多く、青森県では“くせんこ”、秋田県では“どんべむし”、新潟県では“へたがに”、岡山から広島県にかけては“はっとうじ”、九州一帯では“ふう”などと呼ばれる。

敬遠されがちなカメムシも熱烈な愛好家も多い。
写真の“アカスジキンカメムシ”は、彼らからは“歩く宝石”とも形容される美麗種だ。
わが国の昆虫の中でも群を抜く美しさだと思うがいかがだろうか。

個体数が少ないうえに樹上性であるため、なかなか目にすることができない。
フジやコブシ、ミズキなどの広葉樹が中心だが、スギ、ヒノキ、マツ類などの針葉樹も食草として利用するが、川場では圧倒的にキブシに多く見られる。

4回の脱皮を経て終齢(5齢)幼虫になって越冬し、今頃の時期に最後の脱皮をおこなって成虫となる。
写真のような体色を示すのは成虫のみで、幼虫期は色も模様も全く異なる。

この“わくさ”の成虫を見かけたら下刈りのシーズンだ。

20080619 アカスジキンカメムシの成虫(なかのビレジ前)
NIKON D300 105MICRO

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