クモの仲間
ちょうどひと月ほど前、新緑のまぶしい若葉の上でメタリックグリーンに輝くとても美しいクモを見つけた。
“ウロコアシナガグモ”だろうか。
クモの同定には全く自信が持てない。
いったい川場には何種類のクモがいるのだろうか?
大小取り混ぜてかなりの種類がいることは確かだ。
もしクモがいなかったら、と考えるだけでも恐ろしい。
あっという間に木々も草も虫たちによって食い尽くされてしまうことだろう。
花の写真を撮るときに必ずと言っていいほどクモの巣が邪魔をする。
植物は昆虫に花粉をはこんでほしくて、巧妙な工夫を凝らした花を咲かせる。
その努力の甲斐あって花には虫がよってくる。
その虫を狙ってクモが網を張るのだから、あたりまえといえばあたりまえだ。
クモの仲間はどうしても嫌われ者にされてしまいがちだが、彼らもまた森林(やま)づくりを支えてくれている。
20080515 クモの仲間(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO
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