エゾノタチツボスミレ
川場では何種類ものスミレが春を彩る。
スミレの仲間は見分け方(同定)がとても難しい。
葉や花の形だけでは見分けがつかず、根まで観察しなければわからない種類もある。
その中で、この“エゾノタチツボスミレ”は比較的容易に見分けることができる。
30cmにもおよぶ高い草丈と、大きな葉。
花弁(側弁)の内側に毛があることも特徴だ。
明るい雑木林の林床に木漏れ日を浴びながら咲いている。
スミレの名は、大工さんが木材に線を引くのに用いる“墨入れ(墨壺)”の形に花が似ることから“スミイレ”転じて“スミレ”になったといわれている。
言われてみれば、なるほどなるほど。
20080515 エゾノタチツボスミレ(小田川地区)
NIKON D300 105MICRO
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コメント
かわばっ子さん
私もスミレは大好きな花の一つです!
この写真では分かりにくいのですが、花の後ろの方にふくらんだ部分(距)が墨壺に似ているのです。
投稿: くま | 2008年6月 7日 (土) 18時15分
【墨入れ(墨壺)】が転じて【すみれ】ですか
もともとスミレって可憐で好きな花ですが、
いっそう親しみを感じますね
投稿: かわばっ子 | 2008年6月 7日 (土) 09時16分