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2008年8月の20件の記事

2008年8月31日 (日)

クズ

20080831kuzunohana_3小学生たちとヒロイド原で散策をしていると、グレープジュースの香りがしてきた。
クズがタケニグサに絡まりついて鮮やかな花を咲かせていた。

軽く撫でた手にも香りが移る。
小学生たちには大人気だった。

クズはとても生長量の大きな蔓植物で、手入れ不足の人工林などは林冠部をすっかり覆われてしまい樹木の生長を著しく損ねられてしまう。
そのため林業関係者からは忌み嫌われる植物だ。

かつては、その根から澱粉質を採り“葛粉”として利用したりもしたが、大変な重労働を伴うのですっかり供給が途絶え、ただただ嫌われる存在になってしまった。

クズが自然界で果たす役割については以前も触れたが、多くの昆虫の食草にもなっている。

20080809 クズの花(ヒロイド原)
NIKON D300 70-300

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川場村にお住まいの方々のページ

何気ない日常の会話から川場村の様子を拝見することができます。
このページでは、川場村にお住まいの方々が開設していらっしゃるホームページやブログを紹介したいと思います。

川場村~かわば~日々の生活 by かわばっ子 さん

心の中のちいさなひかり by あずき さん

果樹園とカフェ TiA☆Tree by Berry さん

果樹園カフェの庭いじり by Berryさんのママさん

くろだまりこ…活動日記 by くろだまりこ さん

〈森が好き〉タケの日記 by タケ さん

園主の近況報告 by 修さん

群馬県川場村でこんにゃくを作るようじのブログ by ようじ さん

川場山猿のホームページ by 川場山猿さん

群馬の日本酒の酒蔵「譽國光」6代目のブログ by 土田祐士さん

みんなのいえ!家!YEA~H!

仙人の日々 by コメポンさん

※他にもご紹介いただけるページがあればお知らせいただけると助かります!!

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2008年8月30日 (土)

アオバセセリ

20080830aobaseseri_2

セセリチョウの中では大型で、しかも国内では唯一、緑がかった青色の翅をもつことから多くの図鑑などに収録されている。
けれども、草本の花に吸蜜に来ることは比較的少なく、高木の花に来ることが多い上に、猛スピードで忙しく飛び回るためなかなかお目にかかれない蝶である。

この日は林道沿いのイケマに吸蜜に来たところを運良くカメラに収めることができた。

20080830aobaseseri2_2成虫も特徴的だが、幼虫もまたとても特徴的な姿をしている。
4つの黒紋をもつ濃い朱色の頭部に、黒地に黄色い縞模様が一目見て印象に残る(終齢幼虫)。
アワブキ等の葉を食草とするが、葉を糸で紡いで巣を作りそのまま蛹になって冬を越す。

成虫は雪融け過ぎから盛夏にかけて姿をみせる。

20080807 アオバセセリ(友好の森)
NIKON D80 70-300

※幼虫の写真は、20060831吉澤氏(世田谷川場ふるさと公社)撮影

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2008年8月28日 (木)

イチモンジチョウ

20080828sakahatityoutokodomo_2 小学生達と、ヒロイド原に水辺の空間をつくっている時の一枚。

大汗をかきながら水路の整備をしたり、池を掘ったりしていると、小学生の手に一匹の蝶がとまった。

翅を開いているときには黒地に白のラインが入ったシックな出で立ちだが、翅を閉じたときに見える裏面は、写真のようにオレンジと白の鮮やかな模様を見せる。

タテハチョウの仲間のイチモンジチョウだ。

タテハチョウの仲間は、このように表裏全く異なる模様や色彩をもつものが多いが、体温が高いときには、明るい色で光を反射し、逆に体温が低いときには黒っぽい面で光を吸収する。

つまり、表裏の色彩が大きく異なる種類は、薄暗い林内と開けた草原を行き来する蝶であることが分かる。

イチモンジチョウは、花の蜜の他、落ちて発酵の始まった果実や獣糞などにもよくあつまる。

この子の手は何の香りがしたのだろう。
カメラを向けても気にもせず、ストローのような口を伸ばしていた。

20080808 イチモンジチョウ(ヒロイド原)
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年8月27日 (水)

ツマグロヒョウモン

20080827tumagurohyoumonn1

なかのビレジの建物周囲にパンジーやビオラの植えられたプランターがおかれていた。
一時期はかわいらしい花と生き生きとした葉を繁らせていたのだが、8月の初旬に訪れると丸裸になっていた。

よく見ると黒地にオレンジ色のラインが鮮やかな芋虫が沢山見つかった。
タテハチョウの仲間の“ツマグロヒョウモン”の幼虫だ。

ツマグロヒョウモンは、もともと西日本に多い蝶で、東京や横浜などの市街地でも見かけるようになったことが、一昨年くらいから話題になっていた。

この蝶が生息域を広げた原因には以下の2つが考えられている。
幼虫で越冬する蝶なので、寒さの厳しい地域では繁殖することができなかったものが、温暖化の影響で生息域を広げているという説が一つ。
植え込みや鉢植えに、パンジーやビオラが好んで植栽される傾向にあり、この蝶の幼虫がこれらを含むスミレ科の植物を食草とすることから生息域を広げたという説がもう一つだ。
おそらく、この両者が複合要因となっているのだろう。

これまで川場村では目にすることの無かった昆虫だが、果たして越冬し、繁殖を始めるのだろうか。

20080827tumagurohyoumonn2 幼虫もインパクトの強い色をしているが、蛹も特徴的だ。
全体的にはモンシロチョウの幼虫のような地味な色合いなのだが、下部に金色の金属光沢をもつ突起が並んでいる。
まるで人工物のようである。

この新顔の蝶が、従来からの生態系を攪乱しないことを願いたい。

※成虫の写真はこちらから。

20080809 新参者のツマグロヒョウモン(なかのビレジ)
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年8月26日 (火)

雑木林の間伐

20080826kannbatu

子どもやまづくり教室の参加者である小学生たちと、雑木林の間伐を行った。

昔はキノコを育てるホダ木を採ったり、炭や薪を採ったりと様々に利用した雑木林が今はほったらかしで荒れてしまっていること。
荒れてしまった雑木林は薄暗く、じめじめしていてカブトムシもクワガタもあまり来ないこと。
そうした状況の解決ためには、人間が手入れをしなくてはならないこと。
そして、小学生にだってできることは沢山あることなどを話した上で作業を開始した。

ヘルメットをかぶって、手袋をはめた頃から小学生たちの表情が引き締まっていった。
ダラダラしていると大けがをしてしまう危険な作業であることを事前に話したからだろうか。
それとも、森林に手を入れるという行為自体に緊張感を喚起されたからだろうか。
ともかく、とても良い顔つきで真剣に作業を行ってくれた。

一本の樹を間伐すると、ちゃんと一本分林内が明るくなる。
地面にまで届く陽の光で実感できた。

20080809 小学生による間伐(ヒロイド原)
NIKON D300 TAMRON18-250

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2008年8月25日 (月)

水辺の生物環境整備

220080825mizubenoseibutukannkyuseib

いよいよ水辺の生物環境整備が始まった。

ヒロイド原の入口に、幅30cmにも満たない細い流れがある。
夏場は草に覆われて流れが見えないことも多いが、一年中澄んだ水が流れ続けているところがある。
この辺りは伏流水が豊富で、どこを掘っても池になることは実験済みだったので、この細い流れに少しだけ手を加えて棚田状の水辺をつくり始めた。

これからは、ハンノキやズミ等の湿度の多い環境を好む樹種を植栽したりしながら変化を見つめていきたい。

無粋な重機など使わずに、子どもやまづくり教室に参加してくれた小学生たちと作業を進めた。
小学校の4~6年生の男女。川場村と世田谷区からの参加だ。
唐鍬とスコップ、それに箕を使っての完全手作業を進めた。

2日間の作業で、一枚が一坪ほどの小さな池が段々に6枚できた。
早速、オニヤンマやカワトンボ、マツモムシなどが集まってきた。
きっと、カモシカやイノシシの水飲み場にもなるだろう。

20080808 水場の生物環境整備(ヒロイド原)
RICOH GR DIGITALⅡ

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フシグロセンノウ

20080825husigurosennnou

やや湿り気があって、木々の葉が頭上を覆うような木陰に咲くのは“フシグロセンノウ”。
ナデシコ科の多年草だ。

夜露にあたったところから色落ちするし、強風にあおられると変色するし、何もなくても2~3日で萎れてしまうし、なかなかべっぴんさんには出会えない。

日本のものではないような濃い朱色の花で、一度見ると忘れられない花である。
夏の夕方、逢摩が時に林道を歩いていると、薄暗くなった林縁に、そこだけスポットライトを浴びたような鮮やかな朱色が目を引きつける。
ごく少人数で、ゆっくりと林道散策を楽しんでいる時などに出逢うと、息をのむような美しさに時間が止まったような不思議な感覚を味わうことができる。

フシグロセンノウは秋の訪れがもう目の前であることを教えてくれる。

20070824 フシグロセンノウ(小田川地区)
NIKON D80 TAMRON18-250

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2008年8月23日 (土)

タテジマカミキリ

20080822tatejimakamikiri_2

大学生達と友好の森を散策していると、一匹の虫を見つけた。

タテジマカミキリだ。
このカミキリは、通常は樹木に張り付くようにしていることが多いのだが、この日は何故か草の上にいた。

体色が樹皮の色と模様にとても似ている上に、身体の1.5倍もある長いひげをピンと前に伸ばし、ほとんど動かずにじっとしていることが多いので、とても見つけにくい虫のひとつだ。
この虫は、川場村ではハリギリやノダフジについていることが多いのだが、この日のように、緑の草の上にいると逆に目立ってしまう。

幼虫は樹木の内部を食いながら育ち、成虫は樹皮を食べる。

カミキリムシの仲間には、幼虫で越冬するものと、成虫で越冬するものがいるが、何れにしても大抵は樹木の内部に潜り込んで越冬する。
それに対してこのタテジマカミキリは、樹木に身体が半分ほど納まる浅い穴を掘って、その中に身体を埋めて越冬することが多い。
身体半分が吹きっ曝しのままの越冬となる。
このような越冬方法を選んだのはなぜなのだろうか。

20080730 タテジマカミキリ(友好の森)
NIKON D300 105MICRO

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2008年8月22日 (金)

赤倉渓谷での沢遊び

20080821akakurakeikoku

子どもやまづくり教室の参加者たちと村内北部にある赤倉渓谷に沢遊びに出かけた。

巨大な滑岩(一枚岩)でできた河床をウォータースライダーにして遊んだり、小さな水晶を見つけたり、淵に跳び込んだり。
子ども達は夢中になって遊んだ。

この赤倉渓谷は、周囲にある豊かな森林のおかげで、台風の時でさえ濁りもせず、水量もほとんど変化しない。

この日、なかのビレジ辺りの気温は30℃を超える猛暑日となったが、赤倉渓谷を流れる水の水温は13℃ほど。

子ども達が、こんな自然を失いたくないと思ってくれるようになって欲しいものだ。
森林を守るためには、数十年、あるいは数百年後の森林の姿をイメージすることができるようになることが必要だ。
子ども達の原風景の一つとして心に残して欲しい景観である。

20080809 赤倉渓谷での沢遊び
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年8月20日 (水)

ツリフネソウ

20080820turihunesou

林縁の湿り気の多いところに群生する一年草。

様々な物が、ヤジロベエのようにバランスをとりながらつり下げられた“モビール”という飾り物があるが、本種はまさに自然のモビールだ。

マルハナバチやハナアブなどが好んでこの花を訪れる。
手前に張り出した花弁は、飛来した虫たちを迎えるタラップになっている。
一度ここにとりついた虫たちが、筒状の花の内部に蜜を求めて潜り込むと背中に花粉を背負うこととなる。子孫繁栄のための戦略である。

この植物の繁栄戦略はこれに留まらない。

本種は、馴染みのホウセンカと同じ科に属す。
熟したホウセンカの種はちょっと指先でつついただけで勢いよく飛散するが、本種も同じように種を散らす。
これもまた、手の込んだ繁栄戦略だ。

20080806 ツリフネソウ(中野地区友好の森)
RICOH GR DIGITALⅡ

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田んぼの生き物探し

20080819tannbonoikimonosagasi_2

子どもやまづくり教室での一コマ。

稲作をされている農家にお邪魔して、ほんの少しのお手伝いをさせていただいた。
川場村では“ママカリ”という田んぼの畦道の草刈りだ。
ママ=米をつくる場所の草刈りだからこのように呼ぶのだろう。

慣れない鎌を手に炎天下の“ママカリ”。
大粒の汗をかきながら、農家のおじさんに色々な話も聞かせていただいた。
農業が機械化されるまでは、どの家も家畜を飼っていたので、餌にする草を刈ることは今以上に大切な仕事だったこと。
だから、今とは比べものにならないくらい丁寧に地際から草を刈って、背負って家に持ち帰ったこと。
子ども達も、そういう作業を沢山手伝ったこと。等々等々。

少しだけお手伝いした後は、田んぼの生き物探しもさせてもらった。

カエルにイモリにドジョウにイナゴ。その他にもまだまだ沢山。
森林の中にはいない生き物を発見したり、森林と共通する生き物を発見したり。
農家のおじさんは、生き物探しでも先生だ。
どこにどんな生き物がいるのか。
どうやったら上手く捕まえることができるのか。
何でもちゃんと教えてくれる。

子ども達は夢中になって生き物を見つけていた。

20080807 田んぼで生き物探し(萩室地区)
NIKON D80 70-300

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2008年8月18日 (月)

子どもやまづくり教室

20080818dennenn

8月6日から10日までの4泊5日で、“子どもやまづくり教室”を実施した。

子どものうちから森林(やま)に親しんでもらいたい。
子どもにもできる森林(やま)づくりがある。

そんな思いで始めたこの教室に、川場村と世田谷区の双方から、今年も50人あまりの小学生たちが参加してくれた。

今年の5日間を通した統一テーマは“水”。
森林の恵みを感じるために川場の“水”に触れてもらった。

水の恵みを最大限に活かした農業生産である稲作のお手伝い。
原生的な自然が残る渓谷での沢遊び。
水辺の生物環境づくり。
水を育むコナラの森の間伐作業。

多彩な経験を通じた森林づくりの5日間となった。

20080807 出穂を始めた田園風景(立岩地区)
NIKON D80 70-300

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2008年8月17日 (日)

川場谷ダムからの眺望

200808171kawabadani_3 先月の末に、川場谷まで足を延ばした。

武尊山を源頭にもつ川場谷沢は、本村最大河川の薄根川の源流の一つとなっている。
武尊山の雪融け水と、豊かな森林が育んだ水がじんわりと染み出し、水量豊富な清流となっている。

今からちょうど20年前の1988年に建設された“川場谷ダム”の湖畔からは武尊山まで見通せる眺望が広がる。
川場スキー場の建設とともに造られたこのダム湖は、具体的な目的を持たず、存在する意味の極めて希薄な人工湖である。

このダムがどれほど、魚類をはじめとする水生の生物環境を変えたことだろうか。
水生生物の生息状況に変化があれば、かならずその変化は波及する。

多様な生物環境が成立していることで、病虫害にも強い森林(やま)が形成される。
現在の川場谷は、ミズナラやケヤキの巨木が林立する見事な景観を誇っているが、もしナラ枯れがここにまで及べば、この景観は一挙に崩れることになるだろう。

年月を重ねた天然林の素晴らしさと、短慮な人為の危うさを考えさせてくれる景観だ。

20080817kawabadani2

20080731 川場谷
上:RICOH GR DIGITALⅡ
下:NIKON D300 SIGMA10-20

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2008年8月14日 (木)

ゴマダラカミキリ

20080814gomadarakamikiri002

ゴマダラカミキリは漢字で書くと“胡麻斑髪切”。
胡麻模様のカミキリムシだ。

漆黒の地色に白い斑がとても美しいカミキリムシで、髭の節目や脚に見られる淡いターコイズブルーの毛が体色を一層際だたせている。

成虫の出現時期は5月~10月と比較的長期にわたるが、年変動が大きい。
本種を始めとするカミキリムシの幼虫は“鉄砲虫”と呼ばれ、樹木の幹の内部をトンネルを掘りながら食い進む。
そのため果樹農家などには“害虫”として不評を買うが、森林内では林木の更新を助けるなくてはならない虫だ。20080814gomadarakamikiri001

本種は、カミキリムシの中でも食の指向性が低く、非常に多くの樹種を餌とする上、成育中の生木を食べるため忌み嫌われるが、美しい体色に加えて、両手両足を広げて翔ぶ姿はとても愛嬌がある。

捕まえると、胸と腹を伸縮させながら“キーキー”と音を立てて威嚇する。

20080731 ゴマダラカミキリ(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO

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2008年8月13日 (水)

自動撮影装置

20080813mujinnsatueisouti

私たちの活動フィールドである“友好の森”には、多くの哺乳動物も生息している。
これまで視認できたものだけでも、ニホンカモシカ・ニホンジカ・ノウサギ・イタチ・テン・ヤマネ・タヌキ・キツネ・アナグマ・ホンドリス等々、多種にわたる。

しかし、彼らは総じて臆病なので、そう度々出逢うことはできない。
足跡や食痕などから彼らの活動を推測しなくてはならない。

私たちの森林(やま)づくりの成果をきちんと知るためには、彼ら哺乳動物の生息も知ることが必要だ。
そこで、今回思い切って自動(無人)撮影装置を導入した。
赤外線を用いたセンサー付きカメラで、彼らの姿を記録しようというわけだ。

導入したのは“麻里府商事”の“Field Note DS1000”だ。
成果の程は今後お伝えしていきたい。

20080806 自動撮影装置
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年8月 5日 (火)

ちいさな朝市

20080805asaiti

私たちの森林(やま)づくりの拠点になっている“世田谷区民健康村”には“なかのビレジ”と“ふじやまビレジ”の二つの宿泊施設がある。

この二つの施設に、ほとんど毎日のように朝市が立つ。
軽トラック一台のちいさな朝市だ。
ちいさな朝市だけれど人気の朝市だ。

村で一番の働き者と評判のおばちゃんが、宿泊客の朝ご飯の時間にあわせて色々なものを運んでくれる。
郷土野菜の“神楽芥子”やナスにインゲンは朝採りの新鮮野菜。
自家製の味噌にリンゴジュース。
品揃えは季節によって変わるけど、いつだってとびきり美味しくて、とびきり安い。
おばちゃんが丹誠込めた野菜はぴかぴかで、そのうえ安心。

“またやま(仕事)かい。ご苦労様だねえ”とおばちゃんに言ってもらうのも森林づくりの楽しみだ。

20080731 ちいさな朝市(なかのビレジ)
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年8月 4日 (月)

カブトの森

20080804kabutonomori

今年の川場は虫が少ない。

昨年末は全くと言っていいほど降雪を見なかったと思えば、4月に入ってから大雪が降ったりと、異常な気候が続いたせいだろうか。
虫ばかりではなく、花なども例年に較べて小振りなものが多いように思う。

カブトの森のコナラの木も、今年は樹液を出しているものが少ない。
昨年はカブトの森のあちらこちらに樹液酒場が開店し、タテハチョウやカナブン、クワガタムシにカブトムシなど千客万来だったが、今年はほんの数本しか樹液を染み出していない。

20080731 カブトの森の樹液酒場
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年8月 3日 (日)

永井食堂

20080802nagaishokudou_2 

永井食堂”の“もつ煮”が食べたいと思い続けて何年経っただろうか。
念願かなって、ようやく機会に恵まれた。

お持ち帰り用の“もつっ子”は何度か食べたことはあったが、食堂で食べる味は別格だと聞いていたので、一度は食べてみたいと思っていた。けれど、土曜日は早じまいだし、日曜・祝祭日は持ち帰りのみということもあって、これまで機会に恵まれなかったのだ。

ともかく美味い。
濃厚でいてしつこくなく、洗練されているが気取っていない。
その上、安くて、盛りが良くて、大満足。

“もつ煮”の味を一層引き立てるのは、実は川場のお米だ。
品種はコシヒカリだが、“雪ほたか”と名付けられたお米が茶碗に山盛りで供される。

森林づくりの帰り道、川場の森林が育んだ幸に舌鼓をうつ。
なかなかの贅沢だ。

20080731 永井食堂(渋川市)
RICOH GR DIGITALⅡ

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2008年8月 1日 (金)

深山の蝦蟇


20080801hikigaeru

1200m程の標高にある、川場谷の渓谷を散策した。
山から滲み出した水が細い流をつくり、本沢に流れ込むところで森の哲学者に出逢った。

20080731 ニホンヒキガエル(川場谷)
NIKON D300 105MICRO

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