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2008年8月20日 (水)

ツリフネソウ

20080820turihunesou

林縁の湿り気の多いところに群生する一年草。

様々な物が、ヤジロベエのようにバランスをとりながらつり下げられた“モビール”という飾り物があるが、本種はまさに自然のモビールだ。

マルハナバチやハナアブなどが好んでこの花を訪れる。
手前に張り出した花弁は、飛来した虫たちを迎えるタラップになっている。
一度ここにとりついた虫たちが、筒状の花の内部に蜜を求めて潜り込むと背中に花粉を背負うこととなる。子孫繁栄のための戦略である。

この植物の繁栄戦略はこれに留まらない。

本種は、馴染みのホウセンカと同じ科に属す。
熟したホウセンカの種はちょっと指先でつついただけで勢いよく飛散するが、本種も同じように種を散らす。
これもまた、手の込んだ繁栄戦略だ。

20080806 ツリフネソウ(中野地区友好の森)
RICOH GR DIGITALⅡ

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