川場村の哺乳動物(2)
9月8日から28日までの20日間で自動撮影装置がとらえた哺乳動物たち。
アナグマ(左上)、テン(右上)、ホンドギツネ(左下)、タヌキ(右下)。
この他にもイノシシやハクビシンなどが写っていた。
こうしてみると、多くの動物が同じ獣道を利用していることがよく分かる。
雑食のものを含めて、他の動物を餌とするものが多いが、彼らの存在が明らかになったということは、ネズミなどの被捕食者の存在も裏付けることになる。
しかし、そうした動物が未だに撮影されないということは、同じ獣道を利用していないのか、あるいは、小型の動物をセンサーが感知しないのか、今のところは結論を出すことはできないが、じきに明らかになっていくだろう。
多くの動物の生息を可能にする豊かな森林(やま)は、動物たちが里や農地に出て、人間との軋轢を生むことを防ぐ防波堤の役割を果たす。
人間と野生動物の不幸な接近遭遇を未然に防ぐことも森林(やま)づくりに期待されている。
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