ツバメシジミ
萩室地区の田んぼの畦を散歩していると、太陽の光を受けてコバルト色に輝く小さな蝶を見つけた。
シジミチョウの一種の“ツバメシジミ”だ。
後翅の先にある糸のような飾り(尾状突起)をもっているのが特徴だ。
草原性の蝶で、シロツメクサやオオイヌノフグリなどで好んで吸蜜する。
広げた翅の端から端までで約2㎝ほどの小さな蝶である。
灰白色の小さな蝶なので、よほど目を凝らしてみないとこの美しさに気づくことはできない。
一年間に4回ほど世代交代を繰り返すが、成虫の出現期は10月くらいまでなので、この可愛らしいの蝶に出逢うことができるのもあとわずかである。
ツバメシジミを目にしなくなると、川場村もいよいよ冬を迎える。
20080903 ツバメシジミ(萩室地区)
上:NIKON D300 105MICRO
下:NIKON D80 70-300
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