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2008年9月17日 (水)

イラガの幼虫

20080917iraga

メイドインUSAのスニーカーの様でもあるし、海の生き物“ウミウシ”の様でもある。
ピカチューだという声も聞く。

正体は、イラガという蛾の幼虫。
森林(やま)づくりの仲間の中で、触れずにそっとしておいた方が良いグループの一員だ。

全身を覆う棘の先からヒスタミン系の毒を噴射して、触れたものを苦しめる。
まず刺されたときには飛び上がるほどの傷みが走り、数時間は激烈な痛みが残る。
そのあと数日間は痒みがひどい。
イラガの毒は酸ではないのでアンモニアなどは効かない。
刺された皮膚に残った棘を粘着テープなどで取り除いた後は、抗ヒスタミン系の薬を塗布することが必要だ。

厄介者は厄介者で馴染みが深く、地域地域で様々な名が付けられている。
“オコジョ”はやはり毒をもつ魚に見たてた呼び名だろう。
“デンキムシ”や“デンキケムシ”は刺されたときのショックをそのまま表している。
“ピーピームシ”は刺されて泣く様子からか。
“ヒリヒリガンガン”などと呼ぶ地域もある。
川場村ではなんと呼ぶのだろう。
こんど村の人に訊ねてまわろう。

イラガの蛹は卵の殻のような繭に入って冬を越す。
この繭が一つとして同じ模様がないから面白い。

20080903 イラガの終齢幼虫(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO

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