除間伐
2008年度第2回目の“森林づくり塾養成教室”を10月11日から12日にかけて実施した。
今回の教室のテーマは“除間伐”だ。
“除伐”とは、林内ので優占してほしい樹種(森林を仕立てる目標によって異なる)の生育を邪魔するような樹木を伐採する作業で、“間伐”とは畑の作業で言えば“間引き”にあたる作業をいう。
言葉では整理できても、両者の間にはっきりとした線を引くことはできないので、二つを併せて“除間伐”と呼んでいる。
除伐にしても、間伐にしても主要な行為は伐倒である。
伐倒は、不定形の重量物を対象に、刃物を用いて、足場の悪いところで行う作業なので大きな危険を常にはらんでいる。
林業を生業とする方が見舞われる事故の多くも伐倒時に発生している。
そのために、私たちの教室でも危険対策に多くの時間を割き、安全な作業の手法と配慮を参加者に伝えることを一番大切にしている。
今回は、友好の森と後山の二つのフィールドを使い、ヒノキの人工林と雑木林の除間伐を学んでいただいた。
20081012 雑木林の除間伐(後山)
NIKON D300 70-300
| 固定リンク
「森林(やま)づくり活動の記録」カテゴリの記事
- 川場ジュニアフォレスター誕生(2009.01.12)
- 体験発表会(2009.01.11)
- テンの雪だるま(2009.01.08)
- 雪の中の散策(2009.01.05)
- 野生動物生態学(2009.01.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント