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2008年10月31日 (金)

チョウセンアサガオ

20081030tyousennasagao

写真は、9月1日にヒロイド原で見つけたチョウセンアサガオ。
ナス科の1年草で、“曼荼羅華”や“ダチュラ”などの名でも知られる。

大振りでトゲトゲの葉に、薄紫がかった白い花がとても目立っていた。

江戸時代に、わが国で初めて麻酔を用いた外科手術を行った華岡清州が用いたのが“通仙散”という麻酔薬だが、この通仙散の主原料がチョウセンアサガオであったことが伝えられている。
麻酔薬の多くがそうであるように、このチョウセンアサガオも極めて強い毒性を示す毒草でもある。

もともとわが国には自生しない植物で、江戸後期から明治期にかけて持ち込まれた帰化植物である。
比較的大型の種は、風によって運ばれるものでもないし、人間が意図的に持ち込まなければ増える類の植物ではないと思うのだが、現在、日本各地で自生がみられる。

ヒロイド原にはどのような経緯で根付いたのだろうか。

生物の持ち込みは、持ち出しにも増して地域の生態を攪乱することが多い。
今年気づいたのは1株だけだったが、来年はどうなることだろうか。
注意して見つめていたい。

20080901 チョウセンアサガオ(ヒロイド原)
RICOH GR DIGITALⅡ

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