刈払機安全衛生講習会
林業・木材製造業労働災害防止協会(林災防)群馬県支部の協力を得て、刈払機を安全に使用するための講習会を実施した。
私たちの“森林(やま)づくり塾”では、チェーンソーと、この刈払機を使用するための講習会を1年交代で実施している(前回のチェーンソー講習会の様子はこちらから)。
今回の講座は、刈払機の構造や、分解整備のノウハウ、使用方法、安全作業のための危険予知、刈り刃の目立てなど、多様な項目について、講義と実技を組み合わせて、1泊2日の行程で開催した。
刈払機等の動力付きの機械類は、熟練しなければ手道具よりも効率が悪いこと、手道具に較べて危険度が格段に高いことなどを踏まえ、手道具を併用すること。
分解整備を励行する気持ちと技術が伴わなければ、動力付き機械の使用は控えるべきであること。
毎年、少なくない人数の方々が死亡を含む重大事故に見舞われていることなどが繰り返し強調された。
今回も、受講生の方々は講師の話を真剣に聞き、前向きに実技をこなしてくださった。
“火は良い召使いである。しかし、時には暴君となる(Fire may be good servant, but, bad master)”という古い諺があるが、動力付き機械もまさにこれに当てはまる。
20080927 刈払機安全衛生講習会(なかのビレジ)
NIKON D80 70-300
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