ニホンジカ
8月から設置している自動撮影装置には、連日何らかの動物が記録され続けている。
コウモリ類のようにもっぱら空を生息域とするものや、ヒミズやモグラのように土中に潜って生活するものを除けば、かなりの割合で記録されたことになる。
写っていてもおかしくないもので、まだ写っていないのは、ノウサギとカモシカだろうか。
10月12日に写ったのは、雄のニホンジカ。
この写真からは断定はできないが、おそらく4~5才だろう。
カモシカと違って、角は雄だけにあり、毎年生え替わる。
草食性のニホンジカが、毎年立派な角を生やすためのカルシウム源はどこにあるのだろうか。
10月~12月は彼らの恋のシーズンだ。
雄鹿は雌を求めてこの時期特有の鳴き声を発する。
夜に耳を澄ますと、“ラット・コール”とか“ラッティング・コール”と呼ばれる声を聴くことができるかもしれない。
笛のような音色で“ふぃーよー ふぃーよー”と聞こえる声がそれだ。
20081012 雄のニホンジカ(自動撮影装置)
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