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2008年10月23日 (木)

ツリバナの実

20082023turibana

ニシキギ科の落葉低木。
花や実が枝から垂れ下がるように着くので“吊り花”の名が付けられた。
梅雨の頃に小さな花をつけた後、盛夏の時期には紅くて丸い小さな実をつける。
9月末頃になると、熟した実は5裂し、写真のような種子が顔を覗かせる。

8月にツリフネソウを自然のモビールとして紹介したが、本種もまさに“自然のモビール”だ。

民間伝承薬として、鎮痛やシラミの駆除効果が伝えられるが、現在でも実証はされていないようだ。
材は、同じ科に分類される“マユミ”同様、緻密で粘りがあり、様々な木工製品や弓の材料にも用いられた。

直射日光を嫌って、やや日陰気味の藪の中でひっそりと実をつけるので目立たないが、林道脇に注意しながら歩くと、この可愛らしいモビールに出逢うことができる。

20080927 ツリバナの実(友好の森)
NIKON D300 105MICRO

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