カワバヤマネコ・・・
自動撮影装置に新種の山猫が記録された。
イリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコに次いで、わが国で3種めの発見だ。
ということなら大興奮なのだが、残念ながら野良猫である。
人里に仕掛けた自動撮影装置にはよく写る猫だが、まさか森林(やま)の中で記録されるとは思ってもいなかった。
この写真で見る限り、耳も切れていないようだし、シッポも欠損がない。
野良猫の多くは喧嘩などによって耳やシッポに欠損があることを考えると、飼い猫が遠征に来たのか、あるいはごく最近まで飼われていたものなのかもしれない。
寒さが苦手な彼らが、川場の冬を野外で乗り切るとは考えにくいが、万が一彼らが野生化し繁殖をはじめると、地域の生態系に少なからず影響を与えることになるだろう。
ネコ・イヌ・アライグマなど、できれば写って欲しくない動物たちだ。
20081112 ネコ(自動撮影装置)
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