自動撮影の記録
11月29日から12月5日の7日間で4種類の哺乳動物が記録された。
テン(左上)、ニホンジカ(右上)、イノシシ(左下)、トウホクノウサギ(右下)だ。
ニホンジカは、以前に記録されたものとは明らかに別個体だ。
以前のものは角が三又に分かれた雄の成獣だったが、今回記録されたものは、まだ角が枝分かれしない、いわゆる“ごぼう角”をもった亜成獣だ。
イノシシは、以前に記録されたものと同一個体だろうか。立派な体躯の雄の成獣だ。
やはり泥浴びの後、松ヤニを躰に塗りつけてきたようで、鎧のように固まった体毛が見える。
テンもウサギも、美しい冬毛を見せてくれている。
これからいよいよ本格的な冬季に入るが、彼らはどのような姿を見せてくれるだろうか。
後山に設置した自動撮影装置にも、着実に記録がたまりつつある。
彼らの存在を確認し、生態を見定めた上で森林(やま)をまもる術を考えていきたい。
明晩からまた川場入りだ。
20081129~20081205 自動撮影(中野地区)
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