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2008年12月11日 (木)

マユミ

20081211mayumi

村内の1000mを超す標高地から、700mほどの標高地までの広い範囲で薄紫色の花のようなものが点々と山肌に映えていた。
近づいてみると、マユミであった。

薄紫色の花のように見えたのはマユミの実で、これが4裂して中から深紅の種子が顔を覗かせていた。

マユミは、以前に紹介したツリバナや昨日のツルウメモドキなどと同じニシキギ科の落葉低木だ。
どれも枝から吊り下がるように鮮やかな実をつけ、その実がぱっくりと口を開けてさらに鮮明な色の種子を覗かせる。

材は強靱で、よくしなるため弓の材料に用いられた。
弓の製作には様々な樹木が供されたが、中でもこのマユミが重用されたようで、“弓の中の弓”をつくる材料として“真弓”と呼称されたようだ。

可憐な花をつけ、美しい実をならせながらも強くしなやかなこの木にあやかろうと、女児の名にも多く使われてきた。

弓の材料の他にも、印鑑や櫛の材料などにも用いられているほか、古くは和紙の原料ともなったようだ。

春に出る新芽は、天麩羅やお浸し、菜飯として食卓にも供されるが、種子は強い毒性をもつので注意が必要だ。

20081211 マユミの実(中野地区友好の森)
RICOH GR DIGITALⅡ

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コメント

かわばっ子さん
こんにちは!

マユミを見つけたときに、昨年かわばっ子さんが探していらっしゃったことを思い出しました。

川場スキー場に向かう途中の道から見えるようなところにも沢山ありましたよ!
是非見つけてください!

投稿: くま | 2008年12月12日 (金) 10時27分

“真弓”の名の言われも、
可愛らしい色合いも素敵ですね!
見つけに行きたいです

投稿: かわばっ子 | 2008年12月12日 (金) 10時00分

日向日和さん!

ひな祭りのお飾りみたいな色合いですよね!
今年は、村内の至る所で見ることができましたよ!

投稿: くま | 2008年12月11日 (木) 10時47分

淡いようで鮮やかな、とても可愛らしいピンクですね!

投稿: 日向日和 | 2008年12月11日 (木) 09時09分

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