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2008年12月 9日 (火)

ノスリ

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最近、ノスリがよくとまっているポイントを見つけた。
ノスリは高い木のてっぺん近くにとまっているのだが、川面までかなりの距離(高低差)がある橋の上からは、目の高さほどのところに見える。

この日もやっぱりとまっていた。
少しの間見ていると、見つめられているのが嫌だったようで身じろぎをすると飛び立ってしまった。
飛び立つ前に広げた羽がノスリの特徴をよく表している。
羽の前部中央付近にある黒班や羽全体を囲むような褐色の縁取り、そして黄色い足など。

ノスリの名は“野擦り”からつけられたといわれている。
木の上などにとまって、小動物が動くのをまさに“鷹の目”で見つける。
特にモグラ狩りの名手で、モグラが息を吸うために土を盛り上げる一瞬を見逃さない。
モグラは土の上に顔を覗かせるのではない。
地表に近いトンネルから土を柔らかく押し上げ、土の下から新鮮な空気を吸うだけだ。
公園の芝生などに点々とお椀を伏せた程度の土盛りを見ることがあるが、あれがそうだ。
その一瞬を捉えるのだから恐れ入る。
土がモコモコと盛り上がるのを目敏く見つけると、まずは樹上から急降下し、その後、地を這うような低空飛行に移り、モグラを捕まえる。
その際の低空飛行の様子を野を擦るように飛ぶ“野擦り”と表現した。

彼らは、昆虫から小型の哺乳動物まで、様々な生物を補食する。
彼らの存在もまた、川場の森林(やま)の豊かさのバロメーターとなる。

20081209nosuri2_2

20081129 ノスリ
NIKON D300 70-300

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