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2009年1月18日 (日)

キジ(雌)

20090118kiji001昨年末の12月29日のこと。

26日からまるまる3日間降り続いた雪がようやくやんで、すっきりとした冬晴れの日となった。

こどもやまづくり教室を終えての帰り道、雪景色の中に1羽の雌のキジを見つけた。

じっと大雪を耐えていたのだろう。
竹藪の縁の雪のないところに出てきて、まどろんでいるようだった。
3~4mの距離にまで近づいても、日だまりでのんびりとしている。
身体が冷え切って動けなかったのかもしれない。
まさか、雌鳥が狩猟対象となっていないことを知っていて鷹揚に構えているわけではないだろう。

狩猟対象といえば、キジの雄は狩猟の対象とされている。
雄キジは羽色が美しく、剥製として床の間を飾る他、肉はコクがあるのに、さっぱりとしていて食用としても人気が高い。
こどもやまづくり教室で講師をつとめていただいた猟師のヨシさんも、正月の雑煮の出汁と具にすると言っていた。

ところで、キジは日本の国鳥でもある。
多くの自治体が市町村の鳥としてもいる。
それなのに狩猟対象なのだ。

国鳥は手厚い保護のもとにおかれるのが一般的で、国鳥が狩猟対象とされているのは日本だけなのだそうだ。
しかも、国鳥としての指定理由の一つとして「狩猟対象として最適であり、肉が美味」ということがあげられている。
この事実については様々な意見がありそうだが、私は肯定的に理解したいと思う。
人との関わりの中で形成されてきた自然が豊富なわが国にふさわしい選択だと思うのだがいかがだろうか。

雪融け過ぎには沢山の雛を連れたキジに出遭えるかもしれない。

20090118kiji002_2

写真上:20081229 RICOH GR DIGITALⅡ
写真下:20081229 NIKON D80 70-300

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コメント

こんばんは! 13年位前に、雄キジと友達になりました。 指先から、ご飯粒をたべたり・一緒に並んで歩いたりしました。

投稿: 鴻ちゃん | 2014年9月23日 (火) 20時34分

サクラソウさん

こんばんは!
コメントありがとうございます!

私も同感です。
人間との関わりで自然を見つめることが、少なくとも日本では必要だと思っています。
もちろん、人間の都合だけで自然をどうこうして良いということとは違いますけどね。

投稿: くま | 2009年1月19日 (月) 22時43分

こんにちは。
このキジは、久しぶりの晴れを日向ぼっこしながら満喫しているように私には見えます!!

キジが国鳥だとは知りませんでした。
私たちの生活と関わっているからこそ「国の鳥」とするべきだと私は思います。だから、「狩猟対象として最適、肉が美味」といった理由での国鳥指定は当てはまっていると思います。
ただ、私はキジと関わるような生活をしていないので、何ともいい難いです。

投稿: サクラソウ | 2009年1月19日 (月) 21時09分

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