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2009年1月19日 (月)

後山のニホンカモシカ

20090119kamosika2_2
20090119kamosika_2

後山の山中の6カ所に自動撮影装置を設置して、昨年の11月7日より野生動物の生息確認調査を行っている。

写真のニホンカモシカの他、タヌキ、ホンドキツネ、テン、ノウサギが記録された。
なかでも、圧倒的に多く記録されたのはニホンカモシカとタヌキである。

ニホンカモシカは、基本的には単独か、雌と子どもの組み合わせで行動している。
また、比較的明瞭なテリトリー(なわばり)をもっていて、その中に他の個体が侵入すると追い払う行動も見せる。
そのため、ある地域における個体数の増大は、地域内の個体密度が高まるのではなく、生息域の拡大となって現れることが一般的であるようだ。

ところが、後山の場合、明らかに別の個体が数多く撮影されており、生息密度がかなり高いように思われる。
後山の調査はまだ2ヶ月あまりなので、手応え程度の情報しか得られていないため、はっきりとした答えを出すのは時期尚早である。

かつては“霊獣”とか“幻の動物”などと言われ、国の特別天然記念物にも指定されているカモシカだが、最近では個体数を増やしつつあるのが全国的な傾向のようだ。
川場村ではどうなのだろうか。
遭遇の回数など、経験的には全国と同様の傾向にあるように思えるが、もう少し調査を続行したい。

写真上:20081111(自動撮影装置・後山) 写真下:20081212(自動撮影装置・後山)

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