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2009年2月22日 (日)

キュウシュウノウサギ

20090221nousagi

しばらく前から、都会の公園や河川敷などでウサギが大繁殖をしているという話を聞くようになった。
それらは、ペットとして飼育されていたウサギが野生化したものだ。
ペットショップで可愛らしい仔ウサギをみて、飼育に必要な知識も心構えもないのに衝動買いしてしまった飼い主が飼いきれずに放してしまったケースが多いのではないかと考えられている。
“ミニウサギ”なんて名前で販売されていたって、ビックリするくらい大きくなるし、夜中にバタンバタンと大きな音をたてるし、ちょっと部屋の中に出せばタンスの角は囓るし、糞尿は臭いし、購入したときの新鮮さと興奮が過ぎればお荷物になる。

ところで、英語圏ではウサギのことを“rabbit(ラビット)”と“hare(ヘアー)”と二種類に呼び分けていることをご存じだろうか。
世界中でペットや家畜として飼育されているのは、ヨーロッパ原産の“穴ウサギ”とも呼ばれるラビットの方である。
これに対して、わが国に生息するノウサギはヘアーなのだ。

ラビットが穴を掘って巣をつくり、赤裸の仔を産むのに対して、ヘアーは穴を掘ることはせず、毛の生えそろった仔を草陰などで産むといった違いもある。

外来種の安易な導入は、地域の生態系を大きく崩す可能性が高い。
川場村では未だ見ることはないが、こんなに可愛いノウサギたちが住処を追われることのないように気を付けていきたいものだ。

20090203 キュウシュウノウサギ(中野地区ヒロイド原)
自動撮影装置

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