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2009年2月 2日 (月)

後山のキツネ

20090202kitune

後山に設置した自動撮影装置がキツネを捉えたことは、昨年末に既にお知らせしたが、年が明けてからも、度々その姿が記録されている。

古今東西を問わず、キツネは狡猾な動物として描かれることが多い。
人が寝静まった夜中に、鶏やウサギの小屋を襲うなど、その存在は強く印象づけられるが、夜行性である上に臆病なほど慎重な性質のために、姿を見ることは殆どない。
そういったキツネの特徴も狡猾さをイメージさせるのだろう。

けれども、そうしたこと以上にキツネのイメージをつくったのは、その容姿なのではないだろうか。
足音も立てずに忍び足で歩く様、首をすくませて上目遣いで辺りを油断なく睨め回す様、常に獲物の隙を窺うような目つき。
それらの全てが、キツネを小心ゆえに狡猾で残忍な獣に仕立て上げたのではないだろうか。

わが国では、神の眷属(つかい)として信仰の対象にもされるキツネが、一方では嫌われ者の汚名も着ているというのも面白いことだ。

20090117 ホンドキツネ(後山)
自動撮影装置

※昨年の動物の記録はこちらからどうぞ。

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コメント

ねーねさん!

こんにちは!
海外でもイソップなどに出てくるキツネはズル賢いやつですよ!
日本でも、海外でも、俊敏なイメージと、狡猾なイメージが同居しているみたいですね。
“こどもやまづくり教室”にくる子どもたちはどんなイメージをもっているのか調べたくなりました!

投稿: くま | 2009年2月 2日 (月) 10時51分

ディズニー映画の「ロビンフット」の主人公は、確かキツネでしたよね☆
そして悪役はオオカミ(←これは世界共通か)。
勇敢で賢く、俊敏な様はキツネによくあっている気もします。
でも、日本のキツネのイメージは、くまさんがおっしゃるように“狡猾”のような気もします。
おもしろいものです。

投稿: ねーね | 2009年2月 2日 (月) 09時42分

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