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2009年2月 3日 (火)

ニホンザルの食痕

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20090213sarunoshokkonn002
以前にもお知らせしたように、川場湯原地区の太郎ではニホンザルが農家を悩ませている。
行政や農家による様々な努力によって、以前ほど姿を見かけることはなくなったのだが、生息数を減らしているというよりは、人間を怖れて人前に出なくなっただけと見た方が良さそうだ。

写真は、猿によって皮を剥がされた樹木の様子だ。
こうした様子は、太郎から木賊(とくさ)集落に続く幹線道路沿いでいくらでも目にすることができる。

冬になって森林内に猿の餌が乏しくなると、腹を減らした猿たちが樹皮のすぐ下の樹液を舐めるようになる。
そのためにこのような状態がうまれる。

皮を剥がされた樹木は、遠目に見るといくぶんクリーム色がかった白色に見えて、まるで骸骨のようだ。

短絡的に、猿を根絶しようということも避けなければいけないが、いくつかの観光地のように餌付けをして観光資源として活用しようというのも避けるべきだろう。
最も良い途は、過疎化・高齢化が進む集落に活気を取り戻すことだ。
野生動物が、きちんと人を怖れる状態をつくり、人と動物との間に必要な緊張を生み出すことが大切だ。

20090130 ニホンザルの食痕(川場湯原地区太郎)
NIKON D300 70-300

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川場のけものと鳥たち2009」カテゴリの記事

コメント

Berryさんのママさん

こんにちは!

お宅はたしか水上でしたよね?
そうですか!猿の休憩所ですか!
羨ましい!

なんて言ってられませんよね…
動物にはナメられたらいけません!
毅然とした態度でいないと、動物たちにも、人間達にも不幸が訪れます。

観光地などで、餌付けをしているところは随分と悲惨なことになりつつあるようです。

投稿: くま | 2009年2月 9日 (月) 15時41分

こんにちわ。くまさん

我が家は猿軍団の休憩地になっているらしく、収穫物をのんびり日向ぼっこしながら、食べています。

町は猿をみたら「石を投げて威嚇するように」と指導しますが、面と向かって、猿に当てるように石は投げられません(涙)
こんなことだから、猿にもバカにされっるのでしょうか?
農産物はもちろん、ゆりやチューリップの球根、葉ボタンさえ食べられてしまいます。
バラだけは食べないので、幸いですが・・・バラの鉢には備蓄用の柿がそっと埋められています。
猿はほんと、賢いです。

人間と野生動物の共存・・・・いまのところ人間の負け。
過疎が急速に進んでいます。

投稿: Berryのママ | 2009年2月 9日 (月) 11時24分

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