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2009年3月30日 (月)

喰うもの、喰われるもの

20090330kitunetosagi

友好の森に仕掛けた自動撮影装置(センサーカメラ)にキツネとノウサギが撮しとめられた。

森林(やま)の獣道を、喰うものと喰われるものが共に利用していることが分かる。

彼らは、どのような気持ちで同じ道を通るのだろうか。
ウサギは、キツネの臭いが残る道をハラハラ、ドキドキしながら、できれば通りたくはないけれど生きるために必死で通るのだろうか。
キツネは、ごちそうの香りが立ちこめる道を、涎をたらしながら歩くのだろうか。
あるいは、両者共に何思うことなく淡々と行くのだろうか。

人間以外の生物を見つめる際に、人になぞらえながら観察することは避けた方がよい。
生理も生態も異なる彼らを擬人化して見つめることは、観察の目を曇らせることになる。

それでも、無人の撮影装置が留めた彼らの姿を見ると、人知れず森林の中で繰り広げられているであろう様々なドラマを思い描いてしまう。

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