ヤマアカガエルの卵塊
ヒロイド原にある小さな池を覗くと、ヤマアカガエルの卵塊が目にとまった。
ヤマアカガエルは不思議なカエルである。
なんと1月頃から今頃までの間に産卵をする。
変温動物である彼らが、どうして厳寒期に活動することができるのか。
彼らを狙う捕食生物が活動を始める前に産卵をするらしいのだが、なぜ交尾から産卵にいたる行動が可能なのか、本当に不思議なことだ。
1個体は一年に一度しか産卵をしないのだが、入れ替わり立ち替わり産卵にやってくるメスガエルを、冬眠中のオスが察知することができるのも不思議なことである。
夏頃までにはカエルの形に変態し、しだいに水辺から離れ森林(やま)に散っていく。
20090409 ヤマアカガエルの卵塊(ヒロイド原)
RICOH GR DIGITALⅡ
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