『朽ち木にあつまる虫ハンドブック』
鈴木知之:『朽ち木にあつまる虫ハンドブック 』、文一総合出版、2009年初版
出れば買ってしまう文一のハンドブックシリーズに新たな一冊が加わった。
このブログでも度々書いてきたように、森林(やま)には様々な状態の樹が必要だ。
隆々と繁る元気な樹、枯れかけの樹、倒れた樹、土に還ろうとしている樹。
それぞれが役割をもっている。
まさに土に還ろうとしている樹が“朽ち木”だ。
本書では、朽ち木を餌としたり、住処としたりする様々な虫たちが紹介されている。
森林(やま)を総合的に観るためには、朽ち木の存在にも目を配ることが大切だ。
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コメント
こにタンさん
どうして、最近の文一はこんなにも魅力的な本を出し続けるんでしょうね!
分厚い専門図鑑ではなく、ハンドブックとして出版するあたりがまたまた憎い限りです!
投稿: くま | 2009年4月17日 (金) 00時01分
こりゃまた、魅力的な図鑑!
腐食連鎖も食物連鎖と同等に重要なんですよね。
雑木林の散歩が、一層楽しくなりそうなハンドブックですね。
早速週末には本屋に行ってみます(^^)
投稿: こにタン | 2009年4月16日 (木) 23時39分