« ニホンザル | トップページ | 珍獣現る »

2009年4月 3日 (金)

オオイヌノフグリ

20090403ooinunohuguri

1cmにも満たない可憐な花を咲かせているのは、ゴマノハグサ科のオオイヌノフグリ。

少し前に紹介した『昆虫の集まる花ハンドブック』をめくっていたら、この花についての面白い話が紹介されていた。

20090403hosohirataabu

この小さな花の花柄は大変細く、なんと、重さが0.03gしかないヒラタアブが乗っても曲がってしまうのだという。
アブは、落ちまいと目の前にある2本突き出た雄しべにつかまるのだが、この雄しべもアブがつかまるとくにゃりと曲がってしまうのだそうだ。
そして、この雄しべが曲がることで、花粉がアブの背中につられる仕組みになっているというから驚きだ。

植物が他の生き物に花粉を運ばせる工夫は、本当に面白い。
よくぞここまでという権謀術数。
足下の小さな小さな世界で繰り広げられる奇想天外な営みに目をやることも、森林(やま)づくりの楽しみだ。

写真上:20090315 オオイヌノフグリ NIKON D300 60MICRO
写真下:20060811 ホソヒラタアブ NIKON D70 28-200

|

« ニホンザル | トップページ | 珍獣現る »

川場の花図鑑2009」カテゴリの記事

コメント

サクラソウさん!

「新入生にも」って、人聞きの悪い!
一度しか言ってませんってば!

投稿: くま | 2009年4月11日 (土) 00時54分

くまさん、新入生にもそんなこと言ったんですか?

それにしても「ベロニカ」の方が、花の印象とぴったりですね!

投稿: サクラソウ | 2009年4月11日 (土) 00時45分

ふじさん!

いい情報をありがとうございます!
さっそく入手しようと思います!

それにしても、よほどお気に召さない様子。
私は昨日、新入生に“オオヒトノ…”と言ってヒンシュクを買いました…

投稿: くま | 2009年4月10日 (金) 22時31分

ベロしま会から余計な情報で失礼します。
 福音館書店発行月刊『かがくのとも』三月号は「おお・ふぐ(ええい、略しても嫌じゃ)」の特集です。矢間芳子さんの素敵なイラストで可愛らしい青い花が描かれています。名前の元になった因縁の日本在来種「イヌノフグリ」の絵も載っています、さらに知らないひとがいるといけないからとご親切に「イヌ(雄)」さんの後ろ姿の絵も。それぞれ二個、ぶらり。
 この絵本は、春先の地面を明るく飾ってくれる小さな花の素晴らしい生態について解りやすく教えてくれています。

投稿: ふじさん | 2009年4月10日 (金) 17時46分

ふじさん!

学名までご存じだなんて!
ベロニカ!
どこにでもある花ですが、好きな花の一つです!

投稿: くま | 2009年4月 7日 (火) 12時30分

水仙のように神話のお話から男の(美少年が男っぽい?)イメージの花もありますが、大概は女性になぞらえる文化的な傾向が、花というものなのに、最初っからオオイヌノフグリ(名前)はないだろう!っていつもオオイヌノフグリ(名前)には怒っています。とりわけ姿カタチや「人格」が女の子なのにオオイヌノフグリ(名前)。私だけでも「これからベロニカと呼ぶことにします」の会設立。

投稿: ふじさん | 2009年4月 6日 (月) 10時44分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オオイヌノフグリ:

« ニホンザル | トップページ | 珍獣現る »