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2009年4月11日 (土)

アシブトハナアブ

20090411asibutohanaabu

これだけ“ふつう”の虫も珍しい。
ハナアブ科に分類される“アシブトハナアブ”だ。

国内での生息域は、北海道から南西諸島。
生息環境は、山地から都市部までの森林内、農地、公園、人家の庭先まで、およそ至るところ。
成虫の餌も、花なら何でもござれの好き嫌いのない食性。
そのうえ、無雪期にはいつでもお目にかかることができる。
個体数もとても多い。

だからこそ、とても大切な生き物だ。
カマキリにトンボ、クモやカエル、そして多くの鳥たち。
どれだけ多くの生き物を支えていることだろう。

この12~13mmの小さな虫の存在に気づいていると、全国どこにいても冬がいつからいつまでなのかを知ることもできる。

地域的変異も個体変異も確認されていない。
ということは、どのような環境下でも適応可能な優れた躰をもった生き物だということだ。

絶滅寸前の稀少生物にばかり目を奪われていては森林(やま)づくりは成就しない。
ごく当たり前の物事こそが大切だ。

20090405 アシブトハナアブ(中野地区友好の森)
NIKON D300 105MICRO

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