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2009年5月 3日 (日)

エンレイソウ

20090503ennreisou

やや湿り気のある林床で変わった形の花をつけているのはエンレイソウ。
ユリ科の多年草で、北海道大学の校章にもなっている。

葵にも似た、手のひら大の葉を3枚つけ、その中央から一輪の花を咲かせている。
“タチアオイ”という別名がつけられるのも合点がいく。

この植物も繁殖にアリの力を利用している。
少し前に、ホトケノザを紹介したときにも記したが、種にアリが好むエライオソームと呼ばれる付属体をもっており、アリによって運ばれることで分布域を広げる戦略をとっている。

同様の繁殖戦略をもつ植物は、スミレの仲間やカタクリ、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン等々多岐にわたる。

ところで、このエライオソームは、“種枕(しゅちん)”という日本語名をつけられている。
小さな種子に付く、さらに小さな物質をみて、種子の枕に見たてた植物学者の豊かな感性が嬉しい。

20090418 エンレイソウ(後山)
NIKON D300 105MICRO

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川場の花図鑑2009」カテゴリの記事

コメント

しろくまさん!

こんばんは。
とても嬉しいコメントをありがとうございます!

このエンレイソウは、派手さはありませんが、スキッとしたデザインで、大好きな花の一つです。

投稿: くま | 2009年5月 3日 (日) 01時22分

こんにちは!
いいお天気が続きますね

このところのお花の写真、
どれもとってもきれいで楽しませていただいています
いつもありがとうございます。

中でも
今日のエンレイソウは最高です!
きれいだな〜〜^^

これからも楽しみにしていますね

投稿: しろくま | 2009年5月 3日 (日) 01時04分

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