カモシカ調査の可能性
このところ、ほんとうにカモシカによく出遭う。
元来、深山の動物であるうえに個体数も少ない動物だったので、カモシカの生態調査は困難を極めた。
私のような「勇気ある撤退」をすぐに決めてしまう根性無しには、カモシカ調査に加わるなどという暴挙にでることはとてもできなかった。
それほどまでに、調査者には登山技術と体力が要求されていた。
ところがところが、最近の川場村のように低山帯で、しかも僅かに歩き回るだけでカモシカに遭遇できるとなると話は違ってくる。
もちろん、カモシカたちが異常行動を起こしている可能性もなくはないのだが、それでも調査の可能性がぐっと高まったことには違いない。
カモシカが棲む川場村であることは、間違いなく誇るべきことだ。
この機会を逃さずに生態調査を実施して、人間とカモシカの共存の途を探る必要を感じている。
20090418 ニホンカモシカ(後山)
NIKON D90 70-300
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