後山の動物事情
後山に設置してある6台の自動撮影装置は、雨の日も、風の日も休むことなく記録を続けてくれている。
この記録から見えてきたのだが、5月中旬以降、後山の動物たちの様子がちょっとおかしい。
これまで頻繁に撮影されてきたキツネやテン、タヌキ、ノウサギなどが全くといっていいほど写らなくなったのだ。
一回だけハクビシンが記録されたが、コンスタントに記録され続けているのはカモシカだけである。
どういうことなのだろうか。
冬期間は後山で過ごし、その後は生息域を他に移すのだろうか。
それとも他に何か理由があるのだろうか。
イノシシとニホンジカが後山にいないことに加えて、もう一つ明らかにしたいことが見えてきた。
上の写真は、疾走するカモシカの赤ちゃん。
写りの良くない写真だが、落ち葉や枯れ枝などを蹴散らしながら駆けている。
下は、静かに立つ成獣。
なかなかに画になる個体だ。
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