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2009年7月20日 (月)

春の名残

20090720benisijimi

気が付くと、森林(やま)の木々は淡い新緑の季節を終え、力強い濃緑に葉色を変えていた。
川場の森林に夏がやってきた。

写真の蝶は“ベニシジミ”。
停まった状態で横から見ると一円玉くらいの小さな蝶だ。
雪解け間もないころから晩秋までの期間を通じて出遭うことができるが、この蝶の美しさは夏前でなければ楽しむことができない。

ベニシジミには、“春型”と“夏型”という2つのタイプが存在していて、“春型”は写真のように鮮やかなオレンジ色をしているのだが、“夏型”は茶色に近いようなくすんだ色になってしまうのだ。

“春型”と“夏型”は、ちょうど今頃の時期を境に入れ替わっていく。
ベニシジミは、幼虫で厳しい冬を乗り切ったあと、春の訪れとともに蛹になり、そして羽化を迎える。
“春型”の美しさは、じっくりと冬を耐えたご褒美なのだろうか。

20090711 ベニシジミ(ヒロイド原)
NIKON D300 105MICRO

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虫と一緒に森林づくり2009」カテゴリの記事

コメント

シルクさん!

シジミと聞いて、シジミ貝を思い出してしまう!
資格充分ですよ!
ただただ“自然は素敵”だなんて思っているより、「この草は食べられるのかな?」「このキノコは美味しそうだな!」とか、ちゃんと自分が生きていることに結びつけて考えることが何よりの“森林(やま)づくり”です!

かくいう私も、アカシジミ・ベニシジミと続けてシジミチョウの記事を書いたら、無性にシジミの佃煮が食べたくなって、シジミを買ってきて佃煮をつくってしまいました!

四季折々の川場を楽しんでください!!

投稿: くま | 2009年7月20日 (月) 22時27分

ベニシジミと聞いて、シジミ貝を思い出してしまう私が、川場のような自然豊かな所へ出かけて行って良いものかと悩んでしまいます。

川場のお気に入りのカフェの近くで、この蝶を見た記憶があります。くまさんのブログは川場フリークの新参者の私には、持運びできる辞典のようです。


先日、川場の山道から摘んできたホタルブクロが我が家の庭で可愛く咲いています。また川場に行きたいなぁ〜

投稿: シルク | 2009年7月20日 (月) 17時21分

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