巨大なあいつ
後山を散策中に巨大なあいつに出遭った。
ヤマナメクジだ。
あまり躰を伸ばした状態ではなかったが、それでも12~13cm程度はあった。
躰を伸ばせば15cmは軽く超えるだろう。
生物学上では“原始腹足目ナメクジ科”に分類されている。
“原始腹足目”とは、なんと真っ直ぐなネーミングであろう。
ナメクジの仲間は、カタツムリの殻が退化したものだと考えられており、陸生巻貝の一種である。
山中に棲み、コケや落葉などを餌としている。
嫌われがちな彼らだが、森林(やま)づくりの仲間である。
忌み嫌わずにじっくりと観てやってほしい。
なかなかに可愛いのである。
20090627 ヤマナメクジ(後山)
RICOH GR DIGITALⅡ
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コメント
ねーねさん
ごめんなさい。
背泳ぎは無理。
なんたって“原始腹足目”ですので。
背泳ぎをしようとすると、脚がみんな空中に出ちゃうのです…
ちなみに、うちのお風呂場にやってくるナメちゃんは、普段はのろのろしていますが、熱めのシャワーが好きなようで、シャワーをかけてあげるとすごいスピードで排水口に向かって泳いでいきますよ!
投稿: くま | 2009年7月 9日 (木) 12時57分
ばたあしっっっ!?
すげーいそがしそう!
背泳ぎとかもしそう。
っていうか、してほしい。
今度、うちの極小ナメ泳がせてみよ~っと。
投稿: ねーね | 2009年7月 9日 (木) 12時48分
ねーねさん!
このヤマナメちゃんは並ナメちゃんです!
大きいものだと伸びをしたときには20cmを超えます。
海外にはもっともっと大きいものがいますよね。
日本でも沖縄あたりには、アシヒダナメクジやヤンバルヤマナメクジなどのすげーやつがいますよ!
泳ぎはおもにバタ足です(うそ)
投稿: くま | 2009年7月 9日 (木) 12時36分
このナメちゃんは、ヤマナメちゃんのなかでも立派なタイプですか?
アメリカの国立公園で遭遇したアメナメちゃん(仮名)は、もっと黄色で、もっと大きかった。
そして角が生えていて、なんとなく凶暴そうだった。
そういえば、ナメちゃんって泳げるのけ?
投稿: ねーね(肩凝り目ガチガチ科) | 2009年7月 9日 (木) 12時26分