ペアのカモシカ
後山のヒノキの人工林内に設置した自動撮影装置がペアのカモシカを捕らえた。
おそらく、雌雄なのだろう。
こうして二頭並べてみると、同じカモシカでも随分と個体差があることが分かる。
角の太さや長さ、マーキングに用いられる眼下腺の形状、耳や鼻の形等々、様々な点に差異が見られる。
こうした特徴を記録し、整理してデータベース化すれば個体識別もできるようになる可能性がある。
個体識別ができるようになると、個体毎の行動範囲や他の個体との関係、個性などまでが分かるようになるだろう。
そうなれば、カモシカの保護にも役立つだろうし、人間との軋轢を軽減する途も見えてくるに違いない。
それにしてもこの二頭。
カメラのフレームを理解しているかのような立ち位置だ。
20090613 二頭のカモシカ(後山)
自動撮影装置
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