カモシカの親子
後山のとある場所に設置してある自動撮影装置にニホンカモシカの母子が連日記録されている。
カモシカには“眼下腺”と呼ばれる臭いを出す部分があるが、この眼下腺が個体ごとに特徴をもっており、個体識別の一つの目安となる。
この個体(親カモシカ)は、眼下腺がぷっくらとよく発達しており、とても見分けやすい。
この春に生まれたであろう仔を連れて、所定のコースを巡回しているようだ。
上の写真は、乳をねだっているのだろうか。
母親に甘えるように鼻先を伸ばす姿がとても可愛らしい。
下の写真は、眼下腺を立木に擦りつけて“臭い付け”を行っている。
縄張りを主張する行動だ。
写真上:20090629 写真下:20090727
自動撮影装置
| 固定リンク
「川場のけものと鳥たち2009」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント