大学生達の川場実習
大学生達を約40名引き連れて、川場村を訪れた。
林業の実習と都市と農山村の交流の現場を体験することが目的だ。
こうした実習を開始して約20年になる。
毎回40~50名の学生を連れてきているので、川場の森林(やま)に育ててもらった学生もそろそろ1000名に近い。
この実習を経験して、卒業した学生達の中には林野庁や環境省に勤めている者もいれば、都道府県の森林・林業関連の職員になった者もいる。その他にも、野外活動のコーディネーターになった者、林業関係の専門書を世に出す出版社に勤める者、木材を扱う企業に勤めた者、研究者になった者。
実に多くの卒業生が川場の森林に育てられ、それぞれの職場で頑張ってくれている。
本当に嬉しいことだ。
彼らが、日本各地の、世界各国の森林や林業について考えるとき、川場の森林が物差しになっているはずだ。
今日の実習は、春の“森林(やま)づくり塾”で駒打ちをしたシイタケの榾木(ほだぎ)の天地返しという作業だ。
榾木の地面に接しているところと、宙に浮いているところを上下逆さまにひっくり返し、榾木の内部の湿度条件を均一に整えるための作業である。
重たい榾木を崩れないように斜面に組み上げる作業はなかなかの重労働である。
20090818 学生実習(友好の森)
RICOH GR DIGITALⅡ
| 固定リンク
「森林(やま)づくり活動の記録2009」カテゴリの記事
- 野生動物を見せる(2010.01.06)
- “こどもやまづくり教室”最終日(2010.01.02)
- “こどもやまづくり教室”3日目(2010.01.01)
- “こどもやまづくり教室”二日目午後(2009.12.31)
- “こどもやまづくり教室”二日目午前(2009.12.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
まつこさん!
懐かしいでしょ!
もちろんあなたも歴史の1ページ!
投稿: くま | 2009年8月20日 (木) 20時51分
mimimiさん!
今年の実習は炎天下に恵まれず…
でも、もちろんやりましたとも!
下刈り!!
投稿: くま | 2009年8月20日 (木) 20時47分
おつかれさまです。
1000人のうちの1人ですね!!
なんだか嬉しくなっちゃうな~。
で、下草刈は?
投稿: まつこ | 2009年8月20日 (木) 15時54分
実習、おつかれさまです。
あれ?あれあれあれあれ?
炎天下での下刈り耐久レースは・・・
投稿: mimimi | 2009年8月19日 (水) 08時56分