こどもやまづくり教室(最終日)
8月7日、2009年夏のこどもやまづくり教室の最終日を迎えた。
この日は、朝から部屋の清掃をしたり、使った道具を片付けたり大忙し。
世田谷区からの参加者は、昼にはバスで川場村を後にしなくてはならないので、この日は片付けで手一杯かと思っていたのだが、みんなで頑張ったおかげで少しだけ時間に余裕ができた。
それではと出かけたのが、“川場村歴史民俗資料館”。
川場村の歴史を知ることも、大切な森林(やま)づくりなのだ。
かつて、真田昌幸・幸村親子が治めた沼田の城下を潤していたのが“川場用水”と呼ばれる川場から引かれた用水路であったことや、養蚕を中心としたかつての農業生産の様子。哀しい歌人、江口きちを輩出したのも川場村であること等々。
子ども達には不評かとも思ったけれど、意に反して興味深そうに見学をしていた。
資料館の見学の後は、列車のない川場村にいつかはと迎えられたSLの前で記念写真。
5日間の宿となった“なかのビレジ”戻って昼食を摂った後は閉塾式。
スタッフやリーダー達との再会を約束しながら、一人一人に修了証が手渡された。
この五日間で子ども達の中に何かが生まれただろうか。何かが育っただろうか。
ほんの少しでも、森林(やま)で過ごすことの愉しさを感じるお手伝いができていればよいのだが。
20090807 こどもやまづくり教室最終日
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