モビール2種
森林(やま)のモビールを2種。
上が“ツリフネソウ”、下が“キツリフネ”。
どちらもツリフネソウ科の多年草で、ホウセンカなどに近い植物である。
どちらも、花の奥の“距”に蜜腺をもっていて、虫が蜜を求めて潜り込むと全身に花粉がまぶされるような構造になっている。
蜜を吸いに来る虫たちが飛び乗りやすいように、下側の花弁が幅広くなっており、幾重にも手の込んだ繁殖戦略を身につけた植物だ。
この手の込んだ自然の造形には、ただただ驚かされるばかりである。
川場村では、8月の中旬からツリフネソウが咲き始め、9月の声を聴く頃からキツリフネが追いかけるように咲く。
ツリフネソウが咲き始めると夏も終盤であることを、キツリフネの開花で秋を迎えたことを教えてもらえる。
写真上:20090902 ツリフネソウ
写真下:20090903 キツリフネ
NIKON D300 105MICRO
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