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2009年10月 8日 (木)

ヤマトシジミ

20091008yamatosijimi

一週間ほど前、オサムさんのリンゴ園を訪ねて、リンゴについてあれやこれやと話を聞かせてもらってきた。
ちょうど“あかぎ”が収穫期を迎えている。
収穫までにはもう少し時間のかかる品種は、果実の色付きを均一にするための“葉摘み”をしなくてはならない。
葉摘みに、収穫に、出荷にとリンゴ農家は大わらわのシーズンだ。

リンゴ園で話をしながらふと足下に目をやると、エノコログサの穂の上でヤマトシジミが恋を謳歌していた。

ヤマトシジミは、北海道を除く全国に分布するシジミチョウ科の小さな蝶で、都市部にも農村部にも生息域を広げている。
おそらくわが国で最も頭数の多い蝶だろう。

雪のない時期を通して目にする蝶で、一年間に5~6回成虫が発生し、蛹で越冬する。
幼虫は、川場村では“まんじゅう草”と呼ばれるカタバミを食草としている。
幼虫の背中には蜜腺があり、アリがここから分泌される蜜を得るために幼虫を守るという興味深い関係を築いている。

どこででも見ることができる普通種なので、見かけても興味を示す人は少ないが、光線の加減によっては羽の表麺がコバルトブルーに輝き実に美しい。

20091004 交尾中のヤマトシジミ(中野地区)
RICOH GR DIGITALⅡ

※昨夜から日本列島を縦断した台風18号による被害情報は、今のところ川場村からは聞こえてきていない。
被害が僅少であることを祈るばかりだ。

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