ヒロイド原の動物たち
川場村の中野地区には、私たちの森林(やま)づくりの拠点となっている“友好の森”という森林がある。
この友好の森に仕掛けた自動撮影装置(センサーカメラ)には、連日様々な動物たちが写りに来てくれる。
左上の写真は、もうすぐ冬眠の時期を迎えるアナグマ。
川場村の人々は“ムジナ”とよんでいる。
アナグマは、川場村に棲む動物たちのうち、冬眠をするグループの中では最も早く冬眠に入る。
右上は、初めて記録されたハイタカ(たぶん)。
クロツグミやカケス、キジバト、ヤマドリ、キジなどは、これまでもときどき記録されたが、猛禽類が写ったのはこれが初めてだ。
このカメラは背の低い広葉樹林の中に設置してあるので驚いている。
右下は、立派な角をほこる雄のニホンジカ。
この季節は彼らの恋のシーズンなので、雄鹿が雌を誘って鳴く“ふぃーよ ふぃーよ”というラブコールの声が夜の森林(やま)にこだましているはずだ。
このラブコールを生物学では“ラット・コール”と呼んでいる。
そして左下。
バカを沢山付けた“くま”の脚。
植物の繁殖に少しだけ貢献中。
20091011~20091017 ヒロイド原の動物たち
自動撮影装置
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コメント
ひだまりこさん!
こんにちは!はじめまして!
2年間も更新できずにいるブログを見つけてくださってありがとうございます。
川場村はとてもすてきなところです。
機会があればお出かけください!
投稿: くま | 2013年5月22日 (水) 11時06分
初めまして!
ヒロイド原って何だろうって検索かけたらこちらのブログにたどり着きました。日本は、南北に長くて、高低差もあって、地域によって様々な自然環境がありますよね!地域の特色を知ることから、自然を大切にする心を養い、未来へつないでいく作業が大切になりますよね!頑張って下さい!^^
投稿: ひだまりころん | 2013年5月21日 (火) 23時25分
Berryさんのママさん!
こんにちは!
野生動物を直接目撃すると感動しますよね!
写真や映像で見るのとは全く違う迫力ですね。
“紅葉踏み分け鳴く鹿の~”ですね。
投稿: くま | 2009年11月 2日 (月) 08時05分
くまさん こんばんわ。
先日Berryさんの所から自宅に帰る途中雄のニホンジカに遭遇しました!!
感動しました・・・立派な角でした。
我が家の裏山も鹿がよく来るのですよ。
“ふぃーよ ふぃーよ”と鳴いてるのでしょうか・・・私には口笛とか笹笛のような泣き声にきこえます。
この秋はまだ聞かないな~。
投稿: Berryのママ | 2009年11月 1日 (日) 18時23分