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2009年10月 9日 (金)

巨大イノシシ再び

20091009inosisi

あの巨体のイノシシが久しぶりに記録された。
前回記録されたのが、昨年10月1日のことだからちょうど一年ぶりのお目見えだ。

写真から推定される体躯の大きさや顔つき等々、同じ個体に間違いなさそうである。

野生の動物にも個性はちゃんとある。
いや、没個性の現代人に較べれば、動物の方がそれぞれの個性が際立っているかもしれない。

好奇心が旺盛な個体もいれば、極めて用心深い個体もいる。
活動的な個体もいれば、怠惰ともいえるほど一所に留まる個体もいる。

けれど、厳しい自然のなかで、この巨躯を誇るイノシシのように齢を重ねるには、一定の条件があるのではないかと思う。

それは、好奇心旺盛だけれども充分に用心深く、体力に満ちているけれども落ち着きがある。
そんな個体だけが長い生を許されるのではないだろうか。

実際に、各種の罠にかかるのは若い個体が多いのだ。

この老イノシシも、広大な範囲を自由に徘徊し、様々な餌を摂り、命を脅かす種々の困難に打ち克ってきたに違いない。

野生動物による被害を防ぎ、共存の途を探るためには、種レベルの大雑把な特徴把握では不十分なのだ。
極めて困難なことではあるが、個体レベルでの把握を必要としている。

森林(やま)づくりの新たな課題であろう。

20090927 巨躯のイノシシ(ヒロイド原)
自動撮影装置

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